Refused Reality(元・現実を拒絶した夢の中)
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注意
・卜部+仙波に頼るルル(ルル総受け気味)
・↑というわけで、卜部も仙波も死んでませんよ
・騎士団幹部に辛口な表現アリ
・捏造満載
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
― 斑鳩・プライベートエリア
「・・・なぁ、ゼロよぉ。本当に良いのか?」
顔を見るなり卜部に問われ、ルルーシュは小首を傾げた。
「・・・何がだ?」
「いや、だからよ・・・妹のこととか・・・枢木のこととかがあるじゃねーか。」
「・・・ああ。そう、だな・・・。」
「それに、扇や藤堂将軍はともかくとしても、朝比奈や千葉は、ゼロを信用しておらぬ。一度説明してはいかがか?・・・事情を知れば、皆とて。」
眉を顰めて苦言を呈したのは仙波。
この2人がゼロの部屋に来ること自体が異様な光景であることを、カレンはつっこめないでいた。
「いや、しかし・・・。」
「・・・あのね、ルルーシュ。今ここにいる面子しか貴方の素性は知らない。せめて、幹部クラスにくらいは言っても良いんじゃない?・・・本当は仙波さんだって知らない筈だったんだし。」
そう。仙波がルルーシュのことを知ったのは、本当にたまたまだった。ナナリー奪還(騎士団にしてみれば捕獲)の作戦の際、重傷を負った仙波に、同じくゼロ救出の際に重傷を負って、医務室で大人しくしていた卜部がポロッとこぼしてしまった愚痴がきっかけで、説明する羽目になってしまったのだ。
「・・・あれは、卜部が。」
「悪かったって・・・だってよ、皆、ゼロだって人間だっつーのに、なんか、ネチネチとたった1つの過ちを責めてよぉ。・・・ゼロに頼らなきゃなんもできねぇ、自分のことは棚上げだぜ?」
そこを突かれると痛い卜部は、ブツブツと言い訳を始める。
卜部の憤りも尤もである。が、それを何も知らない幹部に言ったところで火に油だということは卜部も良くわかっていたから、ついつい、仙波に愚痴ってしまったのだ。
「まあ、大切なものを奪われたとあっては、ゼロとて1人の人間だからな。取り戻しに行くのは当然。そして、そこでゼロ自身も囚われの身になってしまったのだから、しょうがありますまい。」
卜部に頷きながら、仙波がそう言えば、卜部が恨めしそうにルルーシュを見る。
「なぁ、せめて、ブリタニアに捕まってた理由くらい、幹部に話しても良いんじゃねぇか?もしくは、皇帝のギアスくらいは・・・。」
「そう言われても・・・そこを説明すると、済し崩しに全て話さなければいけなくなるだろう?」
ルルーシュに冷静に言われて、卜部も仙波も沈黙する。ナナリーのことで相当堪えているはずなのに、連絡が取れなくなってから戻ってきた彼は、すっかり冷静なゼロへと戻っていたのだから、驚くほかない。
「・・・少しはよ、人を頼るってことを覚えねーとな?」
「そうですぞ。」
卜部と仙波の言葉に、ルルーシュは思わず苦笑して頷いた。
「・・・わかった。なるべく、お前達には相談することにする。」
「いや・・・俺達にはって言うか・・・ああ、まあいいや。他の連中は自業自得ってことで。」
「そうだな。知りたいのならば、もっと聞く体制を整えなければなるまい。それすらもロクに出来ぬのに、こちらから教えてやることも無いだろう。」
説得不可能と開き直った卜部と仙波の言葉に、ルルーシュとカレンは顔を見合わせる。
「・・・意外と大人げないな。この2人。」
「・・・まったくよね。」
「・・・タバスコ。」
「「「「!!!?」」」」
突然、まったく関係のない言葉が聞こえて、ルルーシュ達はギョッとしてその声の方向を見る。
「・・・し、C.C.・・・。」
そこには、もさもさとピザを食べながら、何事かを考えこんだC.C.がいた。
「・・・ルルーシュ。ピザにはタバスコだろう?」
「・・・あ、ああ・・・そ、そうだな。」
「・・・タバスコを持ってこい。そうじゃなかったら、作れ。」
真顔で言ってくるC.C.に、軽い頭痛を覚えながら、ルルーシュは肩を落とした。
「・・・今は、それどころじゃないんだが・・・。」
そう。確かにそれどころではなかった。ナナリーの行政特区の件で、ルルーシュは黒の騎士団や日本人を参加させる代わりに、ゼロを国外追放にしろとそう約束を取り付けたばかりだったのだ。
「・・・タバスコ・・・。」
「・・・・・・~~~っ、後で持ってきてやるから、今は黙ってろ!!」
さすがにキレたルルーシュを見て、C.C.もマズイと思ったのか口を紡ぐ。
「・・・スザクの奴。あれ、絶対ゼロはルルーシュだって思ってるわよ?どうするの?」
呆れた視線をC.C.に向けながら、カレンが問うと、ルルーシュは少し考え込む。
「・・・そうだな・・・それを逆手に取らせてもらう。・・・まあ、作戦が成功するかどうかは・・・スザク次第だな。とりあえず、準備はディートハルトと咲世子に任せてある。」
「成功率はどれくらいだ?」
卜部の問いに、ルルーシュは肩を竦めた。
「・・・95%だな。」
「5%が失敗する可能性というのは?」
今度は仙波が問う。それにはルルーシュは眉を顰めた。
「・・・ナナリーが完全にお飾りで、スザクが俺が思っているよりも短慮な人間だった場合だ。」
「成程な、了解した。その場合の対処はどうする?」
「・・・その時は、ブリタニアの名が地に落ちるだけだ。・・・万が一の為に、動ける奴を紛れ込ませておく。・・・それに“これ”もあるしな。」
そう言って己の左眼を示したルルーシュに、卜部と仙波、そして、カレンは沈痛な表情をうかべた。
結局、行政特区日本の式典での作戦は至極うまくいった。黒の騎士団に従った日本人全てを、ブリタニアの支配から解き放ったのだから。
しかし、これは、中華連邦の協力もあってのことで、それなりにあちらにも協力しなければならなくなることは必至だったが、ナナリーと直接戦うことを避けられただけでマシという考えがルルーシュの中では大半を占めていた。
「・・・しかし・・・ブリタニアがこのまま黙っているわけもない、か。こちらとしてもこのまま日本の土地を諦めるわけにはいくまい。」
「そうだなぁ・・・まあ、心が大切とは言っても、やっぱり、住み慣れた地を離れて暮らすことになれば、望郷の念にかられる奴が出てくるだろうしなぁ。」
合衆国日本の領土となった、蓬莱島で、作業監督を務めながら、仙波と卜部がぼやく。
「・・・どうするつもりかなぁ、ゼロは。」
「・・・さて・・・中華連邦も信用に値するかと言われれば、首を傾げざるを得ないからな。」
「あ~、卜部さん、仙波さん!!これ、どこ運ぶんです?」
2人を目ざとく見つけた朝比奈が、自分の持つ木材やら何やらを示す。
「・・・ああ、朝比奈か。・・・まあ、そこら辺に置いとけや。必要な奴が必要な分だけ持って行くようになってるからよ。」
「・・・はぁ。わかりました・・・っていうか、2人は何やってるんですか?」
「見りゃわかんだろ?・・・作業監督だよ、作・業・監・督。」
卜部の言葉に頷きつつ、朝比奈が不思議そうに問えば、卜部がしれっとして答える。
「・・・どっからどう見ても、日向ぼっこしてるようにしか見えないんですけど。」
朝比奈が呆れたように言えば、卜部は半眼で朝比奈を睨む。
「・・・じゃあ何か?俺達怪我人にまで、土木作業をしろってーのか?あ?」
「そ、そんなこと言ってないですよ。っていうか、絡まないで下さいってば。」
「これ、卜部。そう突っかかってやるな。・・・まったく。」
「・・・はぁ。すんません。」
仙波にたしなめられて、渋々卜部は視線を朝比奈から余所へ向け、そして、黒い仮面姿を視界に収める。
「お、ゼロだ。」
すくりと立ち上がって、ひょこひょことゼロに近寄っていく。
「よ~、ゼロ。」
「・・・卜部、こんな処でフラフラしていて大丈夫か?」
明らかに呆れた声を出したゼロに、卜部はニヤリと笑う。
「ま、大丈夫だろ。ラクシャータも軽く動く程度なら良いって言ってたしな。」
「そうか。なら良いが。・・・仙波も・・・動き回って傷が開いたら、ラクシャータに厭味を言われるぞ。」
「わかっております。」
心配そうに言うゼロに仙波が応え、そうか?と首を傾げるゼロ。その後も軽い調子でいくつか言葉を交わし、そして、去っていくゼロを見つめ、朝比奈が首を傾げた。
「・・・2人とも、ゼロといつこんなに親しげに話すようになったんです?」
「・・・さぁ。」
「いつだったかの?」
はぐらかす2人に、朝比奈はむぅ、と唸って、小声で藤堂さんに言いつけてやる。と呟いた。
「・・・ってわけなんです。」
外で食事をしながら、朝比奈が懸命に藤堂に訴えたのは、ゼロと卜部と仙波の関係のことだった。
それには、藤堂も千葉も、そして、他の騎士団幹部も興味津々の様子で耳を傾けた。
「確かに、卜部さんも仙波さんも最近、特に私達と別行動を取るようになりましたね。」
そう言って己を見る千葉に、藤堂は眉根を寄せる。
「・・・気のせい・・・とは言えないな。省吾の話を聞く限りでは、だが。」
「絶対、おかしいですよ。あんな風に話すゼロって見たこと無いですもん。呆れたり心配したりして!」
「マジかよ~?親友の俺とだって、そんな風に話したことねーぜ?」
「ゼロとお前が親友って言う方が気のせいだ。どう見たって、違うだろ。」
玉城が不満げな表情で言えば、南が呆れた視線を向ける。
「・・・うぐ。う、ううう、うっせーな!俺とゼロは親友なんだよ!!絶対、ぜーーーーったいにだ!!」
「・・・はぁ、わかったわかった。」
「くそ~、信じてねーな!」
「とにかく、玉城の親友発言は置いといて、卜部さんと仙波さんに、どういうことか、聞いた方が良いですって。」
「あっ、こら、てめー!朝比奈!!置いとくな!!」
「・・・そうだな。少し、確認した方が良いか。」
叫ぶ玉城を無視して、藤堂が頷き、全員が卜部達がいるだろう、斑鳩のプライベートエリアへと向かう。その後を慌てて玉城が追った。
「お、置いてくなって!!」
「・・・で。」
「・・・だよな?」
「・・・が、・・・ると・・・でして。」
プライベートエリアの奥に来ると、最奥の方から話し声が聞こえ、藤堂達はそっと窺うように覗きこむ。そこには、ゼロと卜部と仙波が3人揃って、顔を突き合わせて話し込んでいた。
「でもよ~。そうすると、ゼロの負担が大きくならねぇか?」
「しかし、私が出なければならないことも多いしな。だから、その為の新鋭機だろう?」
「・・・けどよ~。なぁ、仙波さん。」
何かが納得し難いのか、ごねる卜部が、仙波に視線を向ける。
「そうですぞ。・・・あまり、自分を軽んじるのはどうかと思いますが。」
「軽んじているわけではない。・・・ただ、私が囮になった方が、奴らものってきやすいということで。」
「あ~!!ダメだ!ダメだ!!・・・俺は、認めねーぞ!!お前がいなかったら、黒の騎士団なんて、烏合の衆だ。ブラックリベリオンの時みてぇに済し崩しに捕まっちまうぜ。」
「・・・しかし。」
「卜部の言う通りですぞ。もう少し、他の者の力も信用されてはいかがか?」
卜部が頑として譲らず、仙波もそちらにつくので、ゼロは困ったように言葉を詰まらせる。
「だが・・・それが1番、犠牲が少なくて済む方法で。」
「けど、万が一のことがあったら、どうすんだ?騎士団の指揮は誰が執る?」
「それは、卜部と仙波が・・・それに、藤堂だっているし、扇も。」
「そんなとこで頼りに思われても、どうしようもねぇって!!お前をブリタニアの監視から助け出す時だって、結局、お前が合流してなかったら、俺らだって捕まってたかもしれねぇんだぞ?」
卜部の言葉に、藤堂達はどよめく。ゼロをブリタニアの監視から助け出したとはどういうことなのだろうか。それを問いただそうにも、隠れて訊いているだけなので何とも言えずに、もどかしい思いをする。
「・・・まず、ゼロの考えている作戦を話して下され。それから、きちんと配役を決めましょう。それが出来ぬなら、我等も納得しかねますぞ。」
仙波の眼力に圧され、ゼロは渋々と言った様子で頷く。
「わ、わかった。・・・だが、“俺”も考えた末で言ってるんだということくらいは考慮してくれ。」
「・・・こらこら、一人称が“俺”に戻ってるぞ。動揺し過ぎだってーの。」
卜部にワシワシッと仮面の頭を揺すられて、ゼロがアッと短く叫ぶ。
「っ・・・と、とにかく、中で詳しい話を・・・。」
「へいへい。・・・じゃあ、みっちり話をしようじゃねぇか。」
「・・・うぅ、最近、卜部が意地悪だ。」
ニヤリと笑う卜部に、ゼロがフッと仮面の面を逸らして、恨めしげに呻く。
「・・・卜部。」
その時、突然、仙波が短く名を呼び、卜部が不審げに首を傾げる。
「何だよ、仙波さん。」
「・・・少し良いかの。」
「・・・!・・・ああ。」
何かに気づいた風な卜部に、ゼロが小首を傾げる。
「・・・どうかしたのか?」
「いや、ちょっと、俺と仙波さんで話を合わせとかなきゃなんねーからな。お前は先部屋に入ってろ。」
「話を合わせるって・・・別に中ででも良いんじゃ・・・。」
「いいから入ってろって!」
「・・・わ、わかった。」
素直に頷いて、ゼロが部屋の中に入っていくのを確認した卜部と仙波が、くるりと勢いよく振り返り、ばっちりと藤堂達と視線が合う。
「「「「・・・・・・;」」」」
気まずい雰囲気になったその場で、仙波が溜め息をついて、藤堂達に歩み寄る。
「立ち聞きなぞ、みっともない。・・・藤堂将軍まで何をしておいでか。」
「・・・だって、気になるじゃないですか!」
「やっぱり、朝比奈がちくりやがったか。・・・ったく。」
朝比奈がムクれるのに、卜部が呆れた視線を向ける。
「一体、どういうわけでこんなことになっている?」
「・・・さて。いくら藤堂将軍でも、こればっかりは・・・なぁ、仙波さん。」
「うむ。・・・申し訳ありませぬが、こればかりは、ゼロの許可がありませんと。」
藤堂の問いにも頑なに答えない2人に、幹部達からブーイングが起こる。
「ずりーぞ。お前らばっかり!!」
玉城の言葉に、この時ばかりは全員が同意する。
「そう言われましてもな。」
「自業自得だろぉ?助けて貰ったってーのに、最初にゼロを責めたのは誰だよ?・・・そんな連中に、いきなり腹を割って話せるわけねぇって。・・・まあ、扇副司令や藤堂将軍はゼロを責めちゃいねーが、どうにも、あいつが怯えるんでね。」
卜部はそう言って、肩を竦める。
「知りたければ、ゼロに信頼を勝ち取るのだな。儂も、卜部も、ゼロに信頼を預けてもらっているからこそ、こうして傍に侍っているのだから。」
仙波もどこか突き放すようにそう言って、幹部達に背を向ける。
「ま、頑張ってくれや。俺達もそれとなくゼロに言っとくからよ。・・・まあ、他人にものを聞く態度ってもんをもう一度復習してから来た方が良いと思うけどな。」
「・・・ゼロも人間だということ、それだけは忘れないで頂きたい。」
2人の言葉に、幹部達は自分達の言動を省みて、愕然とした。自分達は、あまりにも身勝手にゼロへと様々な感情をぶつけてはいなかっただろうか。
反省した様子を見せた幹部達を見て、卜部と仙波は互いに視線を交わし、肩を竦めた。
「・・・じゃ、俺らはこれからゼロと今後の作戦について、折衝しなきゃなんねーんでな。」
「充分に反省したのなら、儂と卜部がゼロにかけあってもかまわん。」
そう言い置いて、卜部と仙波の姿がゼロの部屋へと消えていく。
「・・・ずるいなぁ・・・なんか、俺達、言われ放題じゃありません?」
「む・・・仕方あるまい・・・仙波や卜部が言ったことは、当たり前のことだった。」
朝比奈の言葉に、藤堂が呻く。
「・・・我々がゼロを責めたことは確かに一方的過ぎましたが・・・あそこまで言わなくても・・・。」
「でも、四聖剣の2人が藤堂さんもいるのに、あそこまで言うなんて、余程、ゼロはいろんなものを抱えてるんだな。」
千葉が口を尖らせると同時に、扇がぼやく。
「・・・ちくしょー。親友のオレ様を差し置いて、ツーカーになりやがって。」
玉城が見当はずれなことを言い出して、幹部達は揃って溜息をもらす。
「・・・とにかく、ゼロだけに腹を割ることを求めちゃいけないってことだよな。・・・俺達だって、ちゃんと、思ってることをはっきり言わなきゃ・・・。」
「そうだよな。あんまりにも、ゼロが超人的過ぎるから・・・すっかり忘れてたけど、ゼロだって人間なんだよな。いろんなこと考えて、いろんなこと思うのは当たり前なんだよな。」
杉山が肩を落とし、南がその肩をポンポンと叩く。その2人の言葉に、改めて反省をした幹部達は、ゼロの信頼を勝ち取るべく、まずは結果を出さなくては、と意気込んだのだった。
― おまけ
「・・・ったく、大人としての懐の深さぐらい見せろってーの!ルルーシュは18で、こんなに物分かりが良いってのに。」
「・・・情けないな。」
「まったくだぜ。」
「・・・何をさっきから文句を言ってるんだ?」
「いや、ルルーシュには関係ないことだからよ、気にすんな。(誰がルルーシュとの仲をとりもってやるかっての!自分でやれ自分で!)」
「そうそう。それよりも今度の作戦のことですぞ。(反省が足りぬようだ。後で、もう一度釘をさす必要があるな)」
「・・・?・・・ああ。」
― 本気で大人げない2人だった。
おしまい
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・卜部+仙波に頼るルル(ルル総受け気味)
・↑というわけで、卜部も仙波も死んでませんよ
・騎士団幹部に辛口な表現アリ
・捏造満載
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
― 斑鳩・プライベートエリア
「・・・なぁ、ゼロよぉ。本当に良いのか?」
顔を見るなり卜部に問われ、ルルーシュは小首を傾げた。
「・・・何がだ?」
「いや、だからよ・・・妹のこととか・・・枢木のこととかがあるじゃねーか。」
「・・・ああ。そう、だな・・・。」
「それに、扇や藤堂将軍はともかくとしても、朝比奈や千葉は、ゼロを信用しておらぬ。一度説明してはいかがか?・・・事情を知れば、皆とて。」
眉を顰めて苦言を呈したのは仙波。
この2人がゼロの部屋に来ること自体が異様な光景であることを、カレンはつっこめないでいた。
「いや、しかし・・・。」
「・・・あのね、ルルーシュ。今ここにいる面子しか貴方の素性は知らない。せめて、幹部クラスにくらいは言っても良いんじゃない?・・・本当は仙波さんだって知らない筈だったんだし。」
そう。仙波がルルーシュのことを知ったのは、本当にたまたまだった。ナナリー奪還(騎士団にしてみれば捕獲)の作戦の際、重傷を負った仙波に、同じくゼロ救出の際に重傷を負って、医務室で大人しくしていた卜部がポロッとこぼしてしまった愚痴がきっかけで、説明する羽目になってしまったのだ。
「・・・あれは、卜部が。」
「悪かったって・・・だってよ、皆、ゼロだって人間だっつーのに、なんか、ネチネチとたった1つの過ちを責めてよぉ。・・・ゼロに頼らなきゃなんもできねぇ、自分のことは棚上げだぜ?」
そこを突かれると痛い卜部は、ブツブツと言い訳を始める。
卜部の憤りも尤もである。が、それを何も知らない幹部に言ったところで火に油だということは卜部も良くわかっていたから、ついつい、仙波に愚痴ってしまったのだ。
「まあ、大切なものを奪われたとあっては、ゼロとて1人の人間だからな。取り戻しに行くのは当然。そして、そこでゼロ自身も囚われの身になってしまったのだから、しょうがありますまい。」
卜部に頷きながら、仙波がそう言えば、卜部が恨めしそうにルルーシュを見る。
「なぁ、せめて、ブリタニアに捕まってた理由くらい、幹部に話しても良いんじゃねぇか?もしくは、皇帝のギアスくらいは・・・。」
「そう言われても・・・そこを説明すると、済し崩しに全て話さなければいけなくなるだろう?」
ルルーシュに冷静に言われて、卜部も仙波も沈黙する。ナナリーのことで相当堪えているはずなのに、連絡が取れなくなってから戻ってきた彼は、すっかり冷静なゼロへと戻っていたのだから、驚くほかない。
「・・・少しはよ、人を頼るってことを覚えねーとな?」
「そうですぞ。」
卜部と仙波の言葉に、ルルーシュは思わず苦笑して頷いた。
「・・・わかった。なるべく、お前達には相談することにする。」
「いや・・・俺達にはって言うか・・・ああ、まあいいや。他の連中は自業自得ってことで。」
「そうだな。知りたいのならば、もっと聞く体制を整えなければなるまい。それすらもロクに出来ぬのに、こちらから教えてやることも無いだろう。」
説得不可能と開き直った卜部と仙波の言葉に、ルルーシュとカレンは顔を見合わせる。
「・・・意外と大人げないな。この2人。」
「・・・まったくよね。」
「・・・タバスコ。」
「「「「!!!?」」」」
突然、まったく関係のない言葉が聞こえて、ルルーシュ達はギョッとしてその声の方向を見る。
「・・・し、C.C.・・・。」
そこには、もさもさとピザを食べながら、何事かを考えこんだC.C.がいた。
「・・・ルルーシュ。ピザにはタバスコだろう?」
「・・・あ、ああ・・・そ、そうだな。」
「・・・タバスコを持ってこい。そうじゃなかったら、作れ。」
真顔で言ってくるC.C.に、軽い頭痛を覚えながら、ルルーシュは肩を落とした。
「・・・今は、それどころじゃないんだが・・・。」
そう。確かにそれどころではなかった。ナナリーの行政特区の件で、ルルーシュは黒の騎士団や日本人を参加させる代わりに、ゼロを国外追放にしろとそう約束を取り付けたばかりだったのだ。
「・・・タバスコ・・・。」
「・・・・・・~~~っ、後で持ってきてやるから、今は黙ってろ!!」
さすがにキレたルルーシュを見て、C.C.もマズイと思ったのか口を紡ぐ。
「・・・スザクの奴。あれ、絶対ゼロはルルーシュだって思ってるわよ?どうするの?」
呆れた視線をC.C.に向けながら、カレンが問うと、ルルーシュは少し考え込む。
「・・・そうだな・・・それを逆手に取らせてもらう。・・・まあ、作戦が成功するかどうかは・・・スザク次第だな。とりあえず、準備はディートハルトと咲世子に任せてある。」
「成功率はどれくらいだ?」
卜部の問いに、ルルーシュは肩を竦めた。
「・・・95%だな。」
「5%が失敗する可能性というのは?」
今度は仙波が問う。それにはルルーシュは眉を顰めた。
「・・・ナナリーが完全にお飾りで、スザクが俺が思っているよりも短慮な人間だった場合だ。」
「成程な、了解した。その場合の対処はどうする?」
「・・・その時は、ブリタニアの名が地に落ちるだけだ。・・・万が一の為に、動ける奴を紛れ込ませておく。・・・それに“これ”もあるしな。」
そう言って己の左眼を示したルルーシュに、卜部と仙波、そして、カレンは沈痛な表情をうかべた。
結局、行政特区日本の式典での作戦は至極うまくいった。黒の騎士団に従った日本人全てを、ブリタニアの支配から解き放ったのだから。
しかし、これは、中華連邦の協力もあってのことで、それなりにあちらにも協力しなければならなくなることは必至だったが、ナナリーと直接戦うことを避けられただけでマシという考えがルルーシュの中では大半を占めていた。
「・・・しかし・・・ブリタニアがこのまま黙っているわけもない、か。こちらとしてもこのまま日本の土地を諦めるわけにはいくまい。」
「そうだなぁ・・・まあ、心が大切とは言っても、やっぱり、住み慣れた地を離れて暮らすことになれば、望郷の念にかられる奴が出てくるだろうしなぁ。」
合衆国日本の領土となった、蓬莱島で、作業監督を務めながら、仙波と卜部がぼやく。
「・・・どうするつもりかなぁ、ゼロは。」
「・・・さて・・・中華連邦も信用に値するかと言われれば、首を傾げざるを得ないからな。」
「あ~、卜部さん、仙波さん!!これ、どこ運ぶんです?」
2人を目ざとく見つけた朝比奈が、自分の持つ木材やら何やらを示す。
「・・・ああ、朝比奈か。・・・まあ、そこら辺に置いとけや。必要な奴が必要な分だけ持って行くようになってるからよ。」
「・・・はぁ。わかりました・・・っていうか、2人は何やってるんですか?」
「見りゃわかんだろ?・・・作業監督だよ、作・業・監・督。」
卜部の言葉に頷きつつ、朝比奈が不思議そうに問えば、卜部がしれっとして答える。
「・・・どっからどう見ても、日向ぼっこしてるようにしか見えないんですけど。」
朝比奈が呆れたように言えば、卜部は半眼で朝比奈を睨む。
「・・・じゃあ何か?俺達怪我人にまで、土木作業をしろってーのか?あ?」
「そ、そんなこと言ってないですよ。っていうか、絡まないで下さいってば。」
「これ、卜部。そう突っかかってやるな。・・・まったく。」
「・・・はぁ。すんません。」
仙波にたしなめられて、渋々卜部は視線を朝比奈から余所へ向け、そして、黒い仮面姿を視界に収める。
「お、ゼロだ。」
すくりと立ち上がって、ひょこひょことゼロに近寄っていく。
「よ~、ゼロ。」
「・・・卜部、こんな処でフラフラしていて大丈夫か?」
明らかに呆れた声を出したゼロに、卜部はニヤリと笑う。
「ま、大丈夫だろ。ラクシャータも軽く動く程度なら良いって言ってたしな。」
「そうか。なら良いが。・・・仙波も・・・動き回って傷が開いたら、ラクシャータに厭味を言われるぞ。」
「わかっております。」
心配そうに言うゼロに仙波が応え、そうか?と首を傾げるゼロ。その後も軽い調子でいくつか言葉を交わし、そして、去っていくゼロを見つめ、朝比奈が首を傾げた。
「・・・2人とも、ゼロといつこんなに親しげに話すようになったんです?」
「・・・さぁ。」
「いつだったかの?」
はぐらかす2人に、朝比奈はむぅ、と唸って、小声で藤堂さんに言いつけてやる。と呟いた。
「・・・ってわけなんです。」
外で食事をしながら、朝比奈が懸命に藤堂に訴えたのは、ゼロと卜部と仙波の関係のことだった。
それには、藤堂も千葉も、そして、他の騎士団幹部も興味津々の様子で耳を傾けた。
「確かに、卜部さんも仙波さんも最近、特に私達と別行動を取るようになりましたね。」
そう言って己を見る千葉に、藤堂は眉根を寄せる。
「・・・気のせい・・・とは言えないな。省吾の話を聞く限りでは、だが。」
「絶対、おかしいですよ。あんな風に話すゼロって見たこと無いですもん。呆れたり心配したりして!」
「マジかよ~?親友の俺とだって、そんな風に話したことねーぜ?」
「ゼロとお前が親友って言う方が気のせいだ。どう見たって、違うだろ。」
玉城が不満げな表情で言えば、南が呆れた視線を向ける。
「・・・うぐ。う、ううう、うっせーな!俺とゼロは親友なんだよ!!絶対、ぜーーーーったいにだ!!」
「・・・はぁ、わかったわかった。」
「くそ~、信じてねーな!」
「とにかく、玉城の親友発言は置いといて、卜部さんと仙波さんに、どういうことか、聞いた方が良いですって。」
「あっ、こら、てめー!朝比奈!!置いとくな!!」
「・・・そうだな。少し、確認した方が良いか。」
叫ぶ玉城を無視して、藤堂が頷き、全員が卜部達がいるだろう、斑鳩のプライベートエリアへと向かう。その後を慌てて玉城が追った。
「お、置いてくなって!!」
「・・・で。」
「・・・だよな?」
「・・・が、・・・ると・・・でして。」
プライベートエリアの奥に来ると、最奥の方から話し声が聞こえ、藤堂達はそっと窺うように覗きこむ。そこには、ゼロと卜部と仙波が3人揃って、顔を突き合わせて話し込んでいた。
「でもよ~。そうすると、ゼロの負担が大きくならねぇか?」
「しかし、私が出なければならないことも多いしな。だから、その為の新鋭機だろう?」
「・・・けどよ~。なぁ、仙波さん。」
何かが納得し難いのか、ごねる卜部が、仙波に視線を向ける。
「そうですぞ。・・・あまり、自分を軽んじるのはどうかと思いますが。」
「軽んじているわけではない。・・・ただ、私が囮になった方が、奴らものってきやすいということで。」
「あ~!!ダメだ!ダメだ!!・・・俺は、認めねーぞ!!お前がいなかったら、黒の騎士団なんて、烏合の衆だ。ブラックリベリオンの時みてぇに済し崩しに捕まっちまうぜ。」
「・・・しかし。」
「卜部の言う通りですぞ。もう少し、他の者の力も信用されてはいかがか?」
卜部が頑として譲らず、仙波もそちらにつくので、ゼロは困ったように言葉を詰まらせる。
「だが・・・それが1番、犠牲が少なくて済む方法で。」
「けど、万が一のことがあったら、どうすんだ?騎士団の指揮は誰が執る?」
「それは、卜部と仙波が・・・それに、藤堂だっているし、扇も。」
「そんなとこで頼りに思われても、どうしようもねぇって!!お前をブリタニアの監視から助け出す時だって、結局、お前が合流してなかったら、俺らだって捕まってたかもしれねぇんだぞ?」
卜部の言葉に、藤堂達はどよめく。ゼロをブリタニアの監視から助け出したとはどういうことなのだろうか。それを問いただそうにも、隠れて訊いているだけなので何とも言えずに、もどかしい思いをする。
「・・・まず、ゼロの考えている作戦を話して下され。それから、きちんと配役を決めましょう。それが出来ぬなら、我等も納得しかねますぞ。」
仙波の眼力に圧され、ゼロは渋々と言った様子で頷く。
「わ、わかった。・・・だが、“俺”も考えた末で言ってるんだということくらいは考慮してくれ。」
「・・・こらこら、一人称が“俺”に戻ってるぞ。動揺し過ぎだってーの。」
卜部にワシワシッと仮面の頭を揺すられて、ゼロがアッと短く叫ぶ。
「っ・・・と、とにかく、中で詳しい話を・・・。」
「へいへい。・・・じゃあ、みっちり話をしようじゃねぇか。」
「・・・うぅ、最近、卜部が意地悪だ。」
ニヤリと笑う卜部に、ゼロがフッと仮面の面を逸らして、恨めしげに呻く。
「・・・卜部。」
その時、突然、仙波が短く名を呼び、卜部が不審げに首を傾げる。
「何だよ、仙波さん。」
「・・・少し良いかの。」
「・・・!・・・ああ。」
何かに気づいた風な卜部に、ゼロが小首を傾げる。
「・・・どうかしたのか?」
「いや、ちょっと、俺と仙波さんで話を合わせとかなきゃなんねーからな。お前は先部屋に入ってろ。」
「話を合わせるって・・・別に中ででも良いんじゃ・・・。」
「いいから入ってろって!」
「・・・わ、わかった。」
素直に頷いて、ゼロが部屋の中に入っていくのを確認した卜部と仙波が、くるりと勢いよく振り返り、ばっちりと藤堂達と視線が合う。
「「「「・・・・・・;」」」」
気まずい雰囲気になったその場で、仙波が溜め息をついて、藤堂達に歩み寄る。
「立ち聞きなぞ、みっともない。・・・藤堂将軍まで何をしておいでか。」
「・・・だって、気になるじゃないですか!」
「やっぱり、朝比奈がちくりやがったか。・・・ったく。」
朝比奈がムクれるのに、卜部が呆れた視線を向ける。
「一体、どういうわけでこんなことになっている?」
「・・・さて。いくら藤堂将軍でも、こればっかりは・・・なぁ、仙波さん。」
「うむ。・・・申し訳ありませぬが、こればかりは、ゼロの許可がありませんと。」
藤堂の問いにも頑なに答えない2人に、幹部達からブーイングが起こる。
「ずりーぞ。お前らばっかり!!」
玉城の言葉に、この時ばかりは全員が同意する。
「そう言われましてもな。」
「自業自得だろぉ?助けて貰ったってーのに、最初にゼロを責めたのは誰だよ?・・・そんな連中に、いきなり腹を割って話せるわけねぇって。・・・まあ、扇副司令や藤堂将軍はゼロを責めちゃいねーが、どうにも、あいつが怯えるんでね。」
卜部はそう言って、肩を竦める。
「知りたければ、ゼロに信頼を勝ち取るのだな。儂も、卜部も、ゼロに信頼を預けてもらっているからこそ、こうして傍に侍っているのだから。」
仙波もどこか突き放すようにそう言って、幹部達に背を向ける。
「ま、頑張ってくれや。俺達もそれとなくゼロに言っとくからよ。・・・まあ、他人にものを聞く態度ってもんをもう一度復習してから来た方が良いと思うけどな。」
「・・・ゼロも人間だということ、それだけは忘れないで頂きたい。」
2人の言葉に、幹部達は自分達の言動を省みて、愕然とした。自分達は、あまりにも身勝手にゼロへと様々な感情をぶつけてはいなかっただろうか。
反省した様子を見せた幹部達を見て、卜部と仙波は互いに視線を交わし、肩を竦めた。
「・・・じゃ、俺らはこれからゼロと今後の作戦について、折衝しなきゃなんねーんでな。」
「充分に反省したのなら、儂と卜部がゼロにかけあってもかまわん。」
そう言い置いて、卜部と仙波の姿がゼロの部屋へと消えていく。
「・・・ずるいなぁ・・・なんか、俺達、言われ放題じゃありません?」
「む・・・仕方あるまい・・・仙波や卜部が言ったことは、当たり前のことだった。」
朝比奈の言葉に、藤堂が呻く。
「・・・我々がゼロを責めたことは確かに一方的過ぎましたが・・・あそこまで言わなくても・・・。」
「でも、四聖剣の2人が藤堂さんもいるのに、あそこまで言うなんて、余程、ゼロはいろんなものを抱えてるんだな。」
千葉が口を尖らせると同時に、扇がぼやく。
「・・・ちくしょー。親友のオレ様を差し置いて、ツーカーになりやがって。」
玉城が見当はずれなことを言い出して、幹部達は揃って溜息をもらす。
「・・・とにかく、ゼロだけに腹を割ることを求めちゃいけないってことだよな。・・・俺達だって、ちゃんと、思ってることをはっきり言わなきゃ・・・。」
「そうだよな。あんまりにも、ゼロが超人的過ぎるから・・・すっかり忘れてたけど、ゼロだって人間なんだよな。いろんなこと考えて、いろんなこと思うのは当たり前なんだよな。」
杉山が肩を落とし、南がその肩をポンポンと叩く。その2人の言葉に、改めて反省をした幹部達は、ゼロの信頼を勝ち取るべく、まずは結果を出さなくては、と意気込んだのだった。
― おまけ
「・・・ったく、大人としての懐の深さぐらい見せろってーの!ルルーシュは18で、こんなに物分かりが良いってのに。」
「・・・情けないな。」
「まったくだぜ。」
「・・・何をさっきから文句を言ってるんだ?」
「いや、ルルーシュには関係ないことだからよ、気にすんな。(誰がルルーシュとの仲をとりもってやるかっての!自分でやれ自分で!)」
「そうそう。それよりも今度の作戦のことですぞ。(反省が足りぬようだ。後で、もう一度釘をさす必要があるな)」
「・・・?・・・ああ。」
― 本気で大人げない2人だった。
おしまい
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