Refused Reality(元・現実を拒絶した夢の中)
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注意
・にょたルルです
・ルル姫はみんなに愛されていますw
・ギャグですww
・いろいろ矛盾がありますが、敢えては書きませんのであしからずw
・捏造満載w
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
『あの・・・お兄様?どうなさったんです?』
笑顔のまま問いかけてくるその人物。
シュナイゼルは背中に冷や汗をかくというものを初体験してしまった。
『もしもーし、シュナイゼルお兄様~?』
クスクス、と笑うその人物は、シュナイゼルの前でヒラヒラと手を振った。
「・・・ゆ、ユフィ・・・?」
何とか、異母妹の名を口にする。
それを聞いていたカノンがギョッとし、ルルーシュがニコリと笑った。
「成功ね、ロロ。」
「ハイ、姫様。」
「姫殿下・・・。」
今まで黙って後ろに控えていたビスマルクが口を開く。
「どうしたの、ビスマルク?」
「・・・確か、姫殿下のお話では、あの場に立つ者以外にも、喚起された人間が見えるということだったはずですが・・・。」
「そうだったわね。・・・出力をあげて。」
傍にいた団員に命じ、ルルーシュはカノンを手招いた。
「マルディーニ伯、こちらに寄ってください。」
「え、ああ、はい。」
「ビスマルクもよ。」
呼ばれた2人がルルーシュの傍に近づくと、ルルーシュはニコリと笑って、シュナイゼルの方へと視線を向けた。
「もうすぐ見えてくるはずです。」
その言葉をルルーシュが発するのと同時に、カノンやビスマルクの目にもユーフェミアの姿がハッキリと映った。
「っ~~~!?」
声なき悲鳴をあげたカノンに、ルルーシュはクスクスと笑った。
「幽霊じゃありませんよ?」
「こ、これも・・・ギアスの?」
冷静になろうとして問いかけるカノンに頷いて見せ、ルルーシュはユーフェミアに笑みを向ける。
「ユフィ。やっとお互いの姿を確認し合えたわね。」
「そうですね、ルルーシュ。・・・男の子の姿も似合ってましたけど、やっぱり、そちらの方が似合ってますよ。」
「ありがとう、ユフィ。」
以前から連絡だけはしていたような会話の内容に、シュナイゼルが首を傾げる。
「・・・前々からこうやって話をしてたのかい?」
「ええ。・・・今までは喚起生成型のギアスを使っても、声だけが精一杯でしたけど、その人の遺品があればそれを媒体にして、魂も呼び寄せることが出来ると研究で分かったんです。」
「な・・・ナルホド・・・。」
「ただし、あくまでも一時的なものなので・・・器に定着させることはできないんです。」
至極残念そうに言うルルーシュに、ユーフェミアが苦笑をうかべた。
「死者蘇生は危険な研究です。・・・ルルーシュ、もう諦めてって言ったじゃありませんか。」
「わかってるわ、ユフィ。・・・でも、これで、いつでも貴方と話ができるわ。」
「・・・ええ。私がルルーシュを憎んでないって、お姉様やスザクに教えてあげないと。」
意気込むユーフェミアに、今度はルルーシュが苦笑をうかべた。
「別に、私は恨まれたままで良いのに。」
「ダメです!ルルーシュはいつだって、自分を大切にしないんですから!!・・・私がお姉様やスザクにしっかりとお説教してあげないと!!ルルーシュが好きこのんで私を殺したなんて思っていたなんて、とんでもない誤解をしていたんですから!!」
「・・・誤解ってほどでもないでしょう?・・・最終的に貴方を殺す選択をしたのは私なんだし・・・。」
「いいえ!この場合は、結果だけを見てはいけないんです!ちゃんと、経過も見なければ!」
頑として譲らないユーフェミアに、死んでも変わらないなとルルーシュは低く呟いて、苦笑をうかべた。
「わかったわ・・・ユフィのお好きなように。」
そして、実験場から広間に帰ってきた面々。
部屋を見回したシュナイゼルが深い溜息をついた。
「はぁ~・・・心底驚くというのは、ああいうことを言うのだろうね。」
「ふふ、シュナ兄様ったら、驚き過ぎです。」
「いや、さすがの私も、アレは驚いたよ・・・まさか、ユフィに再び会えるとはね・・・。」
「遺品さえあれば、誰にでも会えますわ。・・・そういう装置ですから。」
微笑む異母妹に、シュナイゼルは苦笑をうかべた。
「ルルーシュがこんな装置を作ったのは、コーネリアやスザクくんのためかい?」
「・・・それと、行政特区日本で家族を亡くした大勢の日本人のためです。」
そう答え、ルルーシュは胸の前で手を握り締めた。
「・・・最終的には“神殿”を各地に作るつもりです。そうすれば、いつでも会えますから。・・・それは、過去に縛られることになるかもしれませんが・・・未来へ進んでいくためにも必要なことだと思うんです。」
「・・・いずれは、その機能を停止するつもりなんだね?」
シュナイゼルが確認するように問えば、ルルーシュは苦笑をうかべた。
「ええ。・・・皆の心の整理がついたら・・・。あまりにも理不尽に奪われた命は、近しい者達を過去に縛りつけます。・・・だから、ちゃんとその死を受け入れられるように、手助けができればと思ったんです。・・・私も、そうでしたから・・・。」
母の理不尽な死により、ルルーシュは過去に囚われた。
しかし、ルルーシュの場合、実際に母は他人の身体を借りて生きていて、父と共に世界を滅ぼそうとしていた。その事を知り、自分の憎しみが見当外れだったと思い当たったルルーシュは、その計画を止めるため、敢えて憎しみを抱けないままにしていた。
「ルルーシュ、本当にブリタニアを変えられると思うかい?」
「変わってもらわなければ困ります。・・・ダメなら、ジェレミアに言って私にかけられたお父様のギアスをキャンセルしてもらいます。」
それは、再びゼロとして立ち上がるということだろうか、とシュナイゼルは眉根を寄せた。
「・・・ルルーシュ・・・それは・・・。」
「安心してください、シュナ兄様。神にギアスをかけることができたなら、きっとうまくいきますから。」
確信を持ったルルーシュの言葉に、シュナイゼルは苦笑をうかべ、とにかく今は、この愛しい異母妹の言葉を信じようと心に決めたのだった。
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・にょたルルです
・ルル姫はみんなに愛されていますw
・ギャグですww
・いろいろ矛盾がありますが、敢えては書きませんのであしからずw
・捏造満載w
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
『あの・・・お兄様?どうなさったんです?』
笑顔のまま問いかけてくるその人物。
シュナイゼルは背中に冷や汗をかくというものを初体験してしまった。
『もしもーし、シュナイゼルお兄様~?』
クスクス、と笑うその人物は、シュナイゼルの前でヒラヒラと手を振った。
「・・・ゆ、ユフィ・・・?」
何とか、異母妹の名を口にする。
それを聞いていたカノンがギョッとし、ルルーシュがニコリと笑った。
「成功ね、ロロ。」
「ハイ、姫様。」
「姫殿下・・・。」
今まで黙って後ろに控えていたビスマルクが口を開く。
「どうしたの、ビスマルク?」
「・・・確か、姫殿下のお話では、あの場に立つ者以外にも、喚起された人間が見えるということだったはずですが・・・。」
「そうだったわね。・・・出力をあげて。」
傍にいた団員に命じ、ルルーシュはカノンを手招いた。
「マルディーニ伯、こちらに寄ってください。」
「え、ああ、はい。」
「ビスマルクもよ。」
呼ばれた2人がルルーシュの傍に近づくと、ルルーシュはニコリと笑って、シュナイゼルの方へと視線を向けた。
「もうすぐ見えてくるはずです。」
その言葉をルルーシュが発するのと同時に、カノンやビスマルクの目にもユーフェミアの姿がハッキリと映った。
「っ~~~!?」
声なき悲鳴をあげたカノンに、ルルーシュはクスクスと笑った。
「幽霊じゃありませんよ?」
「こ、これも・・・ギアスの?」
冷静になろうとして問いかけるカノンに頷いて見せ、ルルーシュはユーフェミアに笑みを向ける。
「ユフィ。やっとお互いの姿を確認し合えたわね。」
「そうですね、ルルーシュ。・・・男の子の姿も似合ってましたけど、やっぱり、そちらの方が似合ってますよ。」
「ありがとう、ユフィ。」
以前から連絡だけはしていたような会話の内容に、シュナイゼルが首を傾げる。
「・・・前々からこうやって話をしてたのかい?」
「ええ。・・・今までは喚起生成型のギアスを使っても、声だけが精一杯でしたけど、その人の遺品があればそれを媒体にして、魂も呼び寄せることが出来ると研究で分かったんです。」
「な・・・ナルホド・・・。」
「ただし、あくまでも一時的なものなので・・・器に定着させることはできないんです。」
至極残念そうに言うルルーシュに、ユーフェミアが苦笑をうかべた。
「死者蘇生は危険な研究です。・・・ルルーシュ、もう諦めてって言ったじゃありませんか。」
「わかってるわ、ユフィ。・・・でも、これで、いつでも貴方と話ができるわ。」
「・・・ええ。私がルルーシュを憎んでないって、お姉様やスザクに教えてあげないと。」
意気込むユーフェミアに、今度はルルーシュが苦笑をうかべた。
「別に、私は恨まれたままで良いのに。」
「ダメです!ルルーシュはいつだって、自分を大切にしないんですから!!・・・私がお姉様やスザクにしっかりとお説教してあげないと!!ルルーシュが好きこのんで私を殺したなんて思っていたなんて、とんでもない誤解をしていたんですから!!」
「・・・誤解ってほどでもないでしょう?・・・最終的に貴方を殺す選択をしたのは私なんだし・・・。」
「いいえ!この場合は、結果だけを見てはいけないんです!ちゃんと、経過も見なければ!」
頑として譲らないユーフェミアに、死んでも変わらないなとルルーシュは低く呟いて、苦笑をうかべた。
「わかったわ・・・ユフィのお好きなように。」
そして、実験場から広間に帰ってきた面々。
部屋を見回したシュナイゼルが深い溜息をついた。
「はぁ~・・・心底驚くというのは、ああいうことを言うのだろうね。」
「ふふ、シュナ兄様ったら、驚き過ぎです。」
「いや、さすがの私も、アレは驚いたよ・・・まさか、ユフィに再び会えるとはね・・・。」
「遺品さえあれば、誰にでも会えますわ。・・・そういう装置ですから。」
微笑む異母妹に、シュナイゼルは苦笑をうかべた。
「ルルーシュがこんな装置を作ったのは、コーネリアやスザクくんのためかい?」
「・・・それと、行政特区日本で家族を亡くした大勢の日本人のためです。」
そう答え、ルルーシュは胸の前で手を握り締めた。
「・・・最終的には“神殿”を各地に作るつもりです。そうすれば、いつでも会えますから。・・・それは、過去に縛られることになるかもしれませんが・・・未来へ進んでいくためにも必要なことだと思うんです。」
「・・・いずれは、その機能を停止するつもりなんだね?」
シュナイゼルが確認するように問えば、ルルーシュは苦笑をうかべた。
「ええ。・・・皆の心の整理がついたら・・・。あまりにも理不尽に奪われた命は、近しい者達を過去に縛りつけます。・・・だから、ちゃんとその死を受け入れられるように、手助けができればと思ったんです。・・・私も、そうでしたから・・・。」
母の理不尽な死により、ルルーシュは過去に囚われた。
しかし、ルルーシュの場合、実際に母は他人の身体を借りて生きていて、父と共に世界を滅ぼそうとしていた。その事を知り、自分の憎しみが見当外れだったと思い当たったルルーシュは、その計画を止めるため、敢えて憎しみを抱けないままにしていた。
「ルルーシュ、本当にブリタニアを変えられると思うかい?」
「変わってもらわなければ困ります。・・・ダメなら、ジェレミアに言って私にかけられたお父様のギアスをキャンセルしてもらいます。」
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