Refused Reality(元・現実を拒絶した夢の中)
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注意
・にょたルルです
・ルル姫はみんなに愛されていますw
・ギャグですww
・いろいろ矛盾がありますが、敢えては書きませんのであしからずw
・捏造満載w
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
「では、姫様・・・。」
ロロの促す言葉に、ルルーシュは頷く。
「ええ。わかってます。」
「・・・ここに来たのは、やはり、我々を味方に引き込む以外の目的があったんだね?」
「・・・ふふ。知りたがりのシュナ兄様のために、少し、実験をしようと思いまして。」
クスクスと笑うルルーシュに、シュナイゼルとカノンは互いに顔を見合わせた。
そして、やって来たのは、1つの実験室。そこにいたのは・・・。
「あ、姫さんだ。」
「ホントだ、姫さん、いらっしゃい。」
「・・・・・・イレヴン?」
にこやかに出迎えた面子は、日本人ばかり。カノンが思わず呻くように呟けば、じろり、とルルーシュに睨まれる。
「マルディーニ伯は、区別をされる方だったかしら。」
「・・・・・・あ、ああ、いえ。お気に障ったのでしたら、申し訳ありません。」
「怒らないで、ルルーシュ。・・・カノンはここに“日本人”がいたことに驚いただけだよ。」
ハッとして謝るカノンを庇うようにして、シュナイゼルがルルーシュをなだめる。
「・・・そう、ですか。・・・まぁ、良いです。・・・彼等は、私のお手伝いをしてくださってる、黒の騎士団のメンバーですよ。」
「黒の騎士団!?・・・ああ、そうか・・・幹部以外の面子はどこにいるのかと不思議に思っていたのだが・・・こちらにいたのか。」
納得したシュナイゼルに、ルルーシュは微笑む。
「ええ。・・・一般団員は幹部と違って、扱いに不安がありましたから。」
「ルルーシュ、彼等は、君のことを・・・。」
シュナイゼルは声を潜め、ルルーシュに訊ねる。
「ええ。私が“ゼロ”だったということは、伝えてあります。時間をかけて、ゆっくりと、というわけにはいきませんでしたので、シュナ兄様と同じ方法を取りました。」
「なるほど・・・しかし、幹部の方は何も知らないようだね?」
「ええ。皇宮にいる以上、どこから漏れるともわからないでしょう?だから、もうしばらくは黙っているつもりですわ。」
ニッコリと笑ったルルーシュは、黒の騎士団のメンバーに何事かを伝え、自身も、棚にあった資料を取り出す。
「ここでは、魂の生成を研究しているんです。」
「「!?」」
ギョッとする2人に、ルルーシュはクツクツと笑う。
「まさに、神をも恐れぬ所業・・・でしょう?・・・でも、そういうギアスもあるんですよ。」
「・・・それが“喚起生成型”のギアス、ということかい?」
「話が早くて助かります。・・・まだ、成功率は低いんです。最初はモルモットから始めました。徐々に対象物を複雑な生き物に変えていき、ヒトクローンの研究とそれに対する魂の定着へと移行したのですが、やはり、禁忌に触れることだからでしょうか・・・完全に成功した、と言える結果が出ていません。」
「・・・魂の生成とは、どうやるんだい?」
わずかに顔を青ざめさせながらシュナイゼルが問う。
「・・・Cの世界、“集合無意識”と呼ばれる場所から、喚起・・・召喚するんです。」
「・・・まさかとは思うが、死者蘇生を・・・?」
「いいえ。・・・本当は、そこまで考えたんですが・・・でも、成功率が低すぎて・・・ただ、元ある魂を器に定着させることはできそうです。」
「・・・マリアンヌ様、かい?」
ルルーシュは頷き、悲しげに笑う。
「・・・アーニャの人格をあのまま蔑(ないがし)ろにさせるわけにはいきませんから・・・。ただ、死者蘇生の方法が無いわけではありません。」
「それは・・・。」
「デッドライズ・・・そういうギアスがあります。ただ、この場合は、生き返った者達は、不死の身体を手に入れますが、その意志はギアスを持っている者に絶対服従なので・・・それに、生前の姿と同じとまでは。」
す、と視線を逸らすルルーシュに、シュナイゼルはハッとした。
「もしかして・・・試したのかい?」
「・・・ええ。クロヴィス兄様を・・・。」
「・・・そう、か。」
「すぐに・・・キャンセラーで、ギアスの効果を解いて・・・Cの世界に還したんです。でも、私・・・。」
ルルーシュの声が涙声になっていることに気付いて、シュナイゼルはルルーシュを抱きしめた。
「・・・クロヴィスはね、君のことをとても大切に思っていたよ。・・・だから、きっと、許してくれる。」
腕の中でこくん、と頷く気配がある。
「クロヴィス兄様が・・・気にするなって・・・そう言って・・・。」
「そうか。自我はあったんだね?」
「はい・・・私・・・詰られる覚悟はあったんです。・・・恨みを口にされても、しょうがないって・・・でも、クロヴィス兄様は・・・ッ・・・。」
「もういいよ・・・誰が許さなくたって、私が許すから。・・・君はいろいろと考えすぎだ・・・完璧な人間など・・・いないのだから。」
シュナイゼルの腕の中で、ルルーシュは静かに泣き続けた。
「・・・お恥ずかしいところを、お見せしました。それに、洋服を汚してしまって・・・。」
泣きはらした目で、ルルーシュはシュナイゼルに頭を下げる。
「いや、いいんだよ。気にしないでおくれ。・・・それよりも、実験はどうなっているのかな?」
「そろそろ、準備ができている頃と思いますけど。」
ルルーシュが首を傾げたその時、実験室のドアが開く。
「姫さん、準備、終わったぜ。」
「あとは、姫さんが持って来たユーフェミア皇女の遺品があれば、オッケーだ。」
黒の騎士団の団員達がそう言って、実験室の中に入ってくる。
「そう。じゃあ、行きましょうか。」
「・・・行く?」
「いったい、どちらへ?」
不思議そうにするシュナイゼルとカノンに、ルルーシュは苦笑をうかべた。
「実験の成果をお見せしますわ。・・・こちらへどうぞ。」
ルルーシュが先頭に立ち、案内を始める。
その間も、ロロや黒の騎士団の団員達が、ルルーシュの傍により、実験の内容なのか、シュナイゼル達にはわからない話をしている。
「・・・ねぇ、カノン。」
「はい、殿下・・・。」
「何だか、我々は場違いなようだねぇ・・・どちらかというと頭脳派だと自負しているが、未だによくわかってないんだよ。」
「私もですわ、殿下・・・もう、ルルーシュ様が何をなさろうとしているのかが、さっぱり・・・。」
戸惑いを隠せないまま、大人しくルルーシュの後をついて来た2人は、目的の場所についた途端、ポカン、と口を開けて、固まってしまった。
そこにあったのは、巨大な神殿のようなもの。それは、父が“アーカーシャの剣だったもの”と呼び、異母妹が“神の揺り籠”と称したのと同じもののように見えた。
「ここは、Cの世界との境界。本来なら“コード”か“ギアス”を持つ者でないと干渉できないCの世界ですが、喚起生成型のギアスの力を駆使して、こんなものを作ってみました。」
ニコニコと笑みをうかべて説明するルルーシュだが、もう、理解が追い付かなくなってきているシュナイゼルとカノンは、思わず口元を引き攣らせた。
「る、ルルーシュ・・・ここで、何をするつもりだい?」
訊ねるシュナイゼルに、ルルーシュはユーフェミアの遺品として提出されたリボンを握らせる。
「あそこに立ってください。」
示されたのは、神殿の真ん中にある丸い台のようなもの。シュナイゼルは首を傾げながらそれに従い、その上に立った。
その瞬間、ぐわんと頭が揺さぶられた様な感覚がし、シュナイゼルは、自分が先程とは全く違う場所にいることに気付いた。
『まぁ、お兄様。お久しぶりです!』
にっこり、と笑ったその人物に、らしくもなく、シュナイゼルはポカンとして固まったのだった。
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・にょたルルです
・ルル姫はみんなに愛されていますw
・ギャグですww
・いろいろ矛盾がありますが、敢えては書きませんのであしからずw
・捏造満載w
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「では、姫様・・・。」
ロロの促す言葉に、ルルーシュは頷く。
「ええ。わかってます。」
「・・・ここに来たのは、やはり、我々を味方に引き込む以外の目的があったんだね?」
「・・・ふふ。知りたがりのシュナ兄様のために、少し、実験をしようと思いまして。」
クスクスと笑うルルーシュに、シュナイゼルとカノンは互いに顔を見合わせた。
そして、やって来たのは、1つの実験室。そこにいたのは・・・。
「あ、姫さんだ。」
「ホントだ、姫さん、いらっしゃい。」
「・・・・・・イレヴン?」
にこやかに出迎えた面子は、日本人ばかり。カノンが思わず呻くように呟けば、じろり、とルルーシュに睨まれる。
「マルディーニ伯は、区別をされる方だったかしら。」
「・・・・・・あ、ああ、いえ。お気に障ったのでしたら、申し訳ありません。」
「怒らないで、ルルーシュ。・・・カノンはここに“日本人”がいたことに驚いただけだよ。」
ハッとして謝るカノンを庇うようにして、シュナイゼルがルルーシュをなだめる。
「・・・そう、ですか。・・・まぁ、良いです。・・・彼等は、私のお手伝いをしてくださってる、黒の騎士団のメンバーですよ。」
「黒の騎士団!?・・・ああ、そうか・・・幹部以外の面子はどこにいるのかと不思議に思っていたのだが・・・こちらにいたのか。」
納得したシュナイゼルに、ルルーシュは微笑む。
「ええ。・・・一般団員は幹部と違って、扱いに不安がありましたから。」
「ルルーシュ、彼等は、君のことを・・・。」
シュナイゼルは声を潜め、ルルーシュに訊ねる。
「ええ。私が“ゼロ”だったということは、伝えてあります。時間をかけて、ゆっくりと、というわけにはいきませんでしたので、シュナ兄様と同じ方法を取りました。」
「なるほど・・・しかし、幹部の方は何も知らないようだね?」
「ええ。皇宮にいる以上、どこから漏れるともわからないでしょう?だから、もうしばらくは黙っているつもりですわ。」
ニッコリと笑ったルルーシュは、黒の騎士団のメンバーに何事かを伝え、自身も、棚にあった資料を取り出す。
「ここでは、魂の生成を研究しているんです。」
「「!?」」
ギョッとする2人に、ルルーシュはクツクツと笑う。
「まさに、神をも恐れぬ所業・・・でしょう?・・・でも、そういうギアスもあるんですよ。」
「・・・それが“喚起生成型”のギアス、ということかい?」
「話が早くて助かります。・・・まだ、成功率は低いんです。最初はモルモットから始めました。徐々に対象物を複雑な生き物に変えていき、ヒトクローンの研究とそれに対する魂の定着へと移行したのですが、やはり、禁忌に触れることだからでしょうか・・・完全に成功した、と言える結果が出ていません。」
「・・・魂の生成とは、どうやるんだい?」
わずかに顔を青ざめさせながらシュナイゼルが問う。
「・・・Cの世界、“集合無意識”と呼ばれる場所から、喚起・・・召喚するんです。」
「・・・まさかとは思うが、死者蘇生を・・・?」
「いいえ。・・・本当は、そこまで考えたんですが・・・でも、成功率が低すぎて・・・ただ、元ある魂を器に定着させることはできそうです。」
「・・・マリアンヌ様、かい?」
ルルーシュは頷き、悲しげに笑う。
「・・・アーニャの人格をあのまま蔑(ないがし)ろにさせるわけにはいきませんから・・・。ただ、死者蘇生の方法が無いわけではありません。」
「それは・・・。」
「デッドライズ・・・そういうギアスがあります。ただ、この場合は、生き返った者達は、不死の身体を手に入れますが、その意志はギアスを持っている者に絶対服従なので・・・それに、生前の姿と同じとまでは。」
す、と視線を逸らすルルーシュに、シュナイゼルはハッとした。
「もしかして・・・試したのかい?」
「・・・ええ。クロヴィス兄様を・・・。」
「・・・そう、か。」
「すぐに・・・キャンセラーで、ギアスの効果を解いて・・・Cの世界に還したんです。でも、私・・・。」
ルルーシュの声が涙声になっていることに気付いて、シュナイゼルはルルーシュを抱きしめた。
「・・・クロヴィスはね、君のことをとても大切に思っていたよ。・・・だから、きっと、許してくれる。」
腕の中でこくん、と頷く気配がある。
「クロヴィス兄様が・・・気にするなって・・・そう言って・・・。」
「そうか。自我はあったんだね?」
「はい・・・私・・・詰られる覚悟はあったんです。・・・恨みを口にされても、しょうがないって・・・でも、クロヴィス兄様は・・・ッ・・・。」
「もういいよ・・・誰が許さなくたって、私が許すから。・・・君はいろいろと考えすぎだ・・・完璧な人間など・・・いないのだから。」
シュナイゼルの腕の中で、ルルーシュは静かに泣き続けた。
「・・・お恥ずかしいところを、お見せしました。それに、洋服を汚してしまって・・・。」
泣きはらした目で、ルルーシュはシュナイゼルに頭を下げる。
「いや、いいんだよ。気にしないでおくれ。・・・それよりも、実験はどうなっているのかな?」
「そろそろ、準備ができている頃と思いますけど。」
ルルーシュが首を傾げたその時、実験室のドアが開く。
「姫さん、準備、終わったぜ。」
「あとは、姫さんが持って来たユーフェミア皇女の遺品があれば、オッケーだ。」
黒の騎士団の団員達がそう言って、実験室の中に入ってくる。
「そう。じゃあ、行きましょうか。」
「・・・行く?」
「いったい、どちらへ?」
不思議そうにするシュナイゼルとカノンに、ルルーシュは苦笑をうかべた。
「実験の成果をお見せしますわ。・・・こちらへどうぞ。」
ルルーシュが先頭に立ち、案内を始める。
その間も、ロロや黒の騎士団の団員達が、ルルーシュの傍により、実験の内容なのか、シュナイゼル達にはわからない話をしている。
「・・・ねぇ、カノン。」
「はい、殿下・・・。」
「何だか、我々は場違いなようだねぇ・・・どちらかというと頭脳派だと自負しているが、未だによくわかってないんだよ。」
「私もですわ、殿下・・・もう、ルルーシュ様が何をなさろうとしているのかが、さっぱり・・・。」
戸惑いを隠せないまま、大人しくルルーシュの後をついて来た2人は、目的の場所についた途端、ポカン、と口を開けて、固まってしまった。
そこにあったのは、巨大な神殿のようなもの。それは、父が“アーカーシャの剣だったもの”と呼び、異母妹が“神の揺り籠”と称したのと同じもののように見えた。
「ここは、Cの世界との境界。本来なら“コード”か“ギアス”を持つ者でないと干渉できないCの世界ですが、喚起生成型のギアスの力を駆使して、こんなものを作ってみました。」
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