Refused Reality(元・現実を拒絶した夢の中)
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注意
・W副長設定です!
・カップリングはありません
・完全捏造です
・二次創作だということをご理解したうえでお読みください!
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
上司である松平に呼び出された銀時は、久々に城へあがっていた。
「これはこれは、坂田副長」
「・・・・・・・・・げ」
銀時は一番苦手な相手に出会ってしまい、思わず表情を引き攣らせた。
「げ、なんてヒドイですね。それに・・・メールの返信もなくて、とっても悲しかったですよ」
「・・・いやぁ~・・・ちょっと、忙しくて」
「あぁ、そうみたいですね・・・ホント、嫌ですね、身内まで疑わなきゃならないとは。・・・そうそう、近いうちに、ウチの愚弟がそちらに奉公することが決まりましてね?お世話になりますがよろしくお願いしますよ」
「え、弟さん?・・・マジでか」
「ふふふ・・・末永~く、お付き合いしたいものです・・・私、真選組のファンなものですから、愚弟繋がりといえど、ちょっぴり嬉しかったりするんですよ」
胡散臭い笑顔を向けてくる相手に、銀時はガックリと肩を落とした。
「微塵でもそう思ってるなら、頼むからおとなしくしててくれよ・・・エリートさん」
「いやいやエリートさんなんて他人行儀な・・・さぶちゃんって呼んでください」
「もういやッ・・・なんで、俺の周りってこんなんばっかッッ!!!」
「見廻組の佐々木局長に、真選組の坂田副長?・・・これはまた、珍しいペアだな」
ガックリと銀時が肩を落としたとき、聞き覚えのある第三者の声が聞こえて慌てて頭をあげた。
「あァ、長谷川さん。どうも」
「ご無沙汰しております、長谷川局長」
それぞれに挨拶をしてくる二人に頷いてみせ、入国管理局局長・長谷川は苦笑をうかべた。
「江戸の二大警察の幹部が揃って登城とは・・・何かあるのか?」
「いえいえ、私は松平公に呼ばれただけでして」
「あァ、俺もそうだぜ?」
「・・・ふぅん、松平公も何考えてんだか。まぁ、江戸の平和は二大警察にかかってると言っても過言じゃないからな・・・頼んだぜ?」
「了解」
「お任せください」
「あ、そうそう・・・二人には言っておくわ。近々それぞれの星の大使が集まっての大規模な会合があるんだが、その警護を頼むことになりそうだからよろしくな」
「大規模な会合、ですか・・・嫌な予感しかしませんが、ご下命には従いますよ。ねっ?銀たん」
「・・・・・・そうだな」
「え、反応なしですか?ヒドイですよ」
「・・・いやいや、今のは坂田副長の反応の方がまともだろ。つか、佐々木局長ってそういう人なわけ?」
思わずツッコミを入れた長谷川に、佐々木は笑顔で頷いて見せた。
「ええ・・・銀たんは私の数少ない友人ですからね」
カチカチと二台の携帯電話をいじりながらそう告げる佐々木に口元を引き攣らせ、次の瞬間長谷川は叫んだ。
「ああ!!ソレ、俺のケータイ!いつの間に!?」
「ああ、さぶちゃんで登録しておきましたから。メールしてくださいね?」
長谷川に携帯電話を返し、佐々木はげんなりとしている銀時を振り返った。
「さぁ、松平公に会いに行きましょうか?ねっ、銀たん」
「・・・・・・はぁ・・・そうだなー・・・うん」
もはやまともに相手をしていてはいられないとばかりに適当に相槌を打った銀時は、佐々木の後に続いて歩き出す。
「・・・坂田副長も大変だな・・・」
呆然としながら二人を見送っていた長谷川がそう呟いたのが聞こえて、盛大な溜息をもらす。
「はぁあああ・・・」
「大きな溜息ですね。幸せが逃げますよ?」
「(誰のせいだっての!!)・・・迷信だよ迷信」
「あぁ、そうそう・・・見廻組の情報網からですがね、そちらに入り込んでいる鬼兵隊の手の者は二人だそうですよ。近々引かせるらしいです」
「・・・・・・・・・情報網っていうより、もろ本人から聞いてるだろ、アンタ」
「ははは、何のことですか?」
「うん、もうここまで来ると、とっつぁんに告げ口すんのも面倒だわ」
見廻組が高杉率いる鬼兵隊と何らかの関係があるという情報を持ってきたのは全蔵だった。
その時は保留にしていたのだが、こちらが掴んでいることを掴んでいたのだろう。もしくはわざと全蔵に掴ませたのか。
やり方は高杉らしいと思うが、二度三度と同じ手を使ってくるあたり、銀時にアピールしているように思えてしかたがない。
「あ~、おたくらの情報網に伝えといて?・・・面倒なことしてねェで、辰馬に情報全部渡しとけって」
「わかりました、伝えておきますよ」
あらかたの事情は聞いているのだろう。佐々木はこっくりと頷いて了承した。
***
「―――とォ、言うわけでだ。真選組と見廻組の合同任務でやるからよろしくねェ?」
「・・・とォ、言うわけでだ・・・でわかったら誰も苦労しねェわァァアア!!!」
入室して目の前に立った瞬間に結論を述べた松平をはっ倒して銀時は叫んだ。
佐々木のマイペースさにイライラしていた所だったので、もろにキたらしい。
「イテテ・・・いてェよ、銀ちゃん」
「なぁ、とっつぁん・・・俺ァ、今、イライラしてんだ・・・まともに話せやゴルァ」
目が本気と書いてマジである。“白夜叉”降臨なんてものを避けたい松平は、渋々書類を二人に渡した。
「はい、これが真選組用・・・でェ、これが見廻組用」
渡された書類を見た銀時は目を丸くした。
「え、これ・・・」
「そうそう、コレねェ・・・超極秘任務だから。将ちゃんとオジサンとで計画してっから」
「ほう・・・幕府内の大掃除を“今この時”にやるつもりですか?」
「その方が都合が良いんだよォ、何かとなァ」
松平は言葉を濁すが、銀時と佐々木にはその胸の内がなんとなく読めてしまった。
「とっつぁん・・・」
「まぁ、そのお考えには賛成ですよ。悪くすれば白鬼党に足元をすくわれかねませんからね」
「・・・ハァ、ま、そういうわけよォ・・・内部のゴタゴタは早めに片付けとくに限る。じゃないと、外部の敵に付け入る隙を与えちゃうからさァ」
見抜かれたことに気付いた松平は開き直ってそう言うと、銀時に向かって苦笑してみせた。
「銀ちゃんのためだけじゃないからさァ?・・・そんな顔するなよォ」
「わぁってるよ・・・そこまで自意識過剰じゃねェしィ」
ふぃっと顔を背けた銀時に、佐々木が肩を竦める。
「素直じゃありませんね、坂田副長。松平公に抱きついてありがとうぐらい言ってあげたらどうです?ものすごく喜びますよ、この方」
「・・・うん、オジサン、それはして欲しいかも」
「あっはっは・・・ふざけんな!誰がそこまでサービスするか!!」
半ギレ状態の銀時が返せば、松平が唇を尖らせた。
「えー・・・最近、お銀ちゃん全然見てないしィ・・・せっかくゲットしたのにィ」
「・・・まだ引っ張るか、そのネタッ・・・!」
「ああ、お銀ちゃんね・・・幕府官僚の中には秘かにファンクラブもあるとか・・・かくいう私もホラ・・・会員番号1326ですよ。会員にはお銀ちゃん生写真が配布されるんです」
「生写真!?オイ!!肖像権はどこ行った!!・・・ってか、1326人以上いるってのか!!」
「いえ、私の名前が異三郎なので、1326番を私専用にしていただきました」
「・・・さすが、名家の坊ちゃんだな・・・」
「銀ちゃん、ホラ、オジサンも持ってるよォ」
呆れた様子で佐々木を見ていた銀時は、松平の声に向き直り―――硬直した。
松平の手に持たれているのは燦然と輝くゴールドカード、会員番号は1。つまり―――。
「アンタが発起人かァアアアア!!!」
綺麗に決まった銀時の“すくりゅ~☆ぱんち”に松平はノックアウトされる。
「・・・おやおや・・・完全にノびてますね」
佐々木がちょんちょんとつつくものの、起きる気配は全くない。
「別にイイだろ、起きなくたって。・・・どうせ任務の内容なんてこの書類に書いてあるので充分わかるじゃねェか」
フン、と鼻を鳴らす銀時に、佐々木はあっさりと頷いた。
「まぁ、そうですね・・・こちらは早速動きますが・・・真選組はどうします?まずは内部整理から始めた方が良いのでは?」
「そうだな・・・こっちも内部をなんとかしてから外部に手を出すことにするさ」
「・・・では、とりあえず後でメールしますね」
「ああ・・・あ、あ゛?あァ、メールね・・・うん、メール」
思わず動揺した銀時だったが、今回ばかりは返信をしなければマズイだろうと観念して頷いた。
「これで目の上のたんこぶを堂々と排除できるわけですね・・・楽しみでしかたないですよ、ええ、まったく」
ちっとも楽しみというような表情はしていないが、アレはアレで本気で言っていると知っている銀時は、彼のターゲットになった面々を憐れに思う。
「・・・言っとくけど、過去の大獄並の罰則は適用しねェと思うぞ」
「まぁ、当然でしょうね。私だってそんな血生臭いことは後始末が面倒ですからしませんよ。あくまでも権力の座に座り続けて根腐れを起こしている幕府高官を隠居させるだけに留めることにします」
「・・・ヤツ等子飼いの暗殺集団には気をつけろよ」
「おや、私の心配をしてくださるので?これは感動ですね。・・・ええ、充分に気をつけますよ」
こうして、真選組と見廻組の前将軍派一斉摘発の任務は開始された。
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上司である松平に呼び出された銀時は、久々に城へあがっていた。
「これはこれは、坂田副長」
「・・・・・・・・・げ」
銀時は一番苦手な相手に出会ってしまい、思わず表情を引き攣らせた。
「げ、なんてヒドイですね。それに・・・メールの返信もなくて、とっても悲しかったですよ」
「・・・いやぁ~・・・ちょっと、忙しくて」
「あぁ、そうみたいですね・・・ホント、嫌ですね、身内まで疑わなきゃならないとは。・・・そうそう、近いうちに、ウチの愚弟がそちらに奉公することが決まりましてね?お世話になりますがよろしくお願いしますよ」
「え、弟さん?・・・マジでか」
「ふふふ・・・末永~く、お付き合いしたいものです・・・私、真選組のファンなものですから、愚弟繋がりといえど、ちょっぴり嬉しかったりするんですよ」
胡散臭い笑顔を向けてくる相手に、銀時はガックリと肩を落とした。
「微塵でもそう思ってるなら、頼むからおとなしくしててくれよ・・・エリートさん」
「いやいやエリートさんなんて他人行儀な・・・さぶちゃんって呼んでください」
「もういやッ・・・なんで、俺の周りってこんなんばっかッッ!!!」
「見廻組の佐々木局長に、真選組の坂田副長?・・・これはまた、珍しいペアだな」
ガックリと銀時が肩を落としたとき、聞き覚えのある第三者の声が聞こえて慌てて頭をあげた。
「あァ、長谷川さん。どうも」
「ご無沙汰しております、長谷川局長」
それぞれに挨拶をしてくる二人に頷いてみせ、入国管理局局長・長谷川は苦笑をうかべた。
「江戸の二大警察の幹部が揃って登城とは・・・何かあるのか?」
「いえいえ、私は松平公に呼ばれただけでして」
「あァ、俺もそうだぜ?」
「・・・ふぅん、松平公も何考えてんだか。まぁ、江戸の平和は二大警察にかかってると言っても過言じゃないからな・・・頼んだぜ?」
「了解」
「お任せください」
「あ、そうそう・・・二人には言っておくわ。近々それぞれの星の大使が集まっての大規模な会合があるんだが、その警護を頼むことになりそうだからよろしくな」
「大規模な会合、ですか・・・嫌な予感しかしませんが、ご下命には従いますよ。ねっ?銀たん」
「・・・・・・そうだな」
「え、反応なしですか?ヒドイですよ」
「・・・いやいや、今のは坂田副長の反応の方がまともだろ。つか、佐々木局長ってそういう人なわけ?」
思わずツッコミを入れた長谷川に、佐々木は笑顔で頷いて見せた。
「ええ・・・銀たんは私の数少ない友人ですからね」
カチカチと二台の携帯電話をいじりながらそう告げる佐々木に口元を引き攣らせ、次の瞬間長谷川は叫んだ。
「ああ!!ソレ、俺のケータイ!いつの間に!?」
「ああ、さぶちゃんで登録しておきましたから。メールしてくださいね?」
長谷川に携帯電話を返し、佐々木はげんなりとしている銀時を振り返った。
「さぁ、松平公に会いに行きましょうか?ねっ、銀たん」
「・・・・・・はぁ・・・そうだなー・・・うん」
もはやまともに相手をしていてはいられないとばかりに適当に相槌を打った銀時は、佐々木の後に続いて歩き出す。
「・・・坂田副長も大変だな・・・」
呆然としながら二人を見送っていた長谷川がそう呟いたのが聞こえて、盛大な溜息をもらす。
「はぁあああ・・・」
「大きな溜息ですね。幸せが逃げますよ?」
「(誰のせいだっての!!)・・・迷信だよ迷信」
「あぁ、そうそう・・・見廻組の情報網からですがね、そちらに入り込んでいる鬼兵隊の手の者は二人だそうですよ。近々引かせるらしいです」
「・・・・・・・・・情報網っていうより、もろ本人から聞いてるだろ、アンタ」
「ははは、何のことですか?」
「うん、もうここまで来ると、とっつぁんに告げ口すんのも面倒だわ」
見廻組が高杉率いる鬼兵隊と何らかの関係があるという情報を持ってきたのは全蔵だった。
その時は保留にしていたのだが、こちらが掴んでいることを掴んでいたのだろう。もしくはわざと全蔵に掴ませたのか。
やり方は高杉らしいと思うが、二度三度と同じ手を使ってくるあたり、銀時にアピールしているように思えてしかたがない。
「あ~、おたくらの情報網に伝えといて?・・・面倒なことしてねェで、辰馬に情報全部渡しとけって」
「わかりました、伝えておきますよ」
あらかたの事情は聞いているのだろう。佐々木はこっくりと頷いて了承した。
***
「―――とォ、言うわけでだ。真選組と見廻組の合同任務でやるからよろしくねェ?」
「・・・とォ、言うわけでだ・・・でわかったら誰も苦労しねェわァァアア!!!」
入室して目の前に立った瞬間に結論を述べた松平をはっ倒して銀時は叫んだ。
佐々木のマイペースさにイライラしていた所だったので、もろにキたらしい。
「イテテ・・・いてェよ、銀ちゃん」
「なぁ、とっつぁん・・・俺ァ、今、イライラしてんだ・・・まともに話せやゴルァ」
目が本気と書いてマジである。“白夜叉”降臨なんてものを避けたい松平は、渋々書類を二人に渡した。
「はい、これが真選組用・・・でェ、これが見廻組用」
渡された書類を見た銀時は目を丸くした。
「え、これ・・・」
「そうそう、コレねェ・・・超極秘任務だから。将ちゃんとオジサンとで計画してっから」
「ほう・・・幕府内の大掃除を“今この時”にやるつもりですか?」
「その方が都合が良いんだよォ、何かとなァ」
松平は言葉を濁すが、銀時と佐々木にはその胸の内がなんとなく読めてしまった。
「とっつぁん・・・」
「まぁ、そのお考えには賛成ですよ。悪くすれば白鬼党に足元をすくわれかねませんからね」
「・・・ハァ、ま、そういうわけよォ・・・内部のゴタゴタは早めに片付けとくに限る。じゃないと、外部の敵に付け入る隙を与えちゃうからさァ」
見抜かれたことに気付いた松平は開き直ってそう言うと、銀時に向かって苦笑してみせた。
「銀ちゃんのためだけじゃないからさァ?・・・そんな顔するなよォ」
「わぁってるよ・・・そこまで自意識過剰じゃねェしィ」
ふぃっと顔を背けた銀時に、佐々木が肩を竦める。
「素直じゃありませんね、坂田副長。松平公に抱きついてありがとうぐらい言ってあげたらどうです?ものすごく喜びますよ、この方」
「・・・うん、オジサン、それはして欲しいかも」
「あっはっは・・・ふざけんな!誰がそこまでサービスするか!!」
半ギレ状態の銀時が返せば、松平が唇を尖らせた。
「えー・・・最近、お銀ちゃん全然見てないしィ・・・せっかくゲットしたのにィ」
「・・・まだ引っ張るか、そのネタッ・・・!」
「ああ、お銀ちゃんね・・・幕府官僚の中には秘かにファンクラブもあるとか・・・かくいう私もホラ・・・会員番号1326ですよ。会員にはお銀ちゃん生写真が配布されるんです」
「生写真!?オイ!!肖像権はどこ行った!!・・・ってか、1326人以上いるってのか!!」
「いえ、私の名前が異三郎なので、1326番を私専用にしていただきました」
「・・・さすが、名家の坊ちゃんだな・・・」
「銀ちゃん、ホラ、オジサンも持ってるよォ」
呆れた様子で佐々木を見ていた銀時は、松平の声に向き直り―――硬直した。
松平の手に持たれているのは燦然と輝くゴールドカード、会員番号は1。つまり―――。
「アンタが発起人かァアアアア!!!」
綺麗に決まった銀時の“すくりゅ~☆ぱんち”に松平はノックアウトされる。
「・・・おやおや・・・完全にノびてますね」
佐々木がちょんちょんとつつくものの、起きる気配は全くない。
「別にイイだろ、起きなくたって。・・・どうせ任務の内容なんてこの書類に書いてあるので充分わかるじゃねェか」
フン、と鼻を鳴らす銀時に、佐々木はあっさりと頷いた。
「まぁ、そうですね・・・こちらは早速動きますが・・・真選組はどうします?まずは内部整理から始めた方が良いのでは?」
「そうだな・・・こっちも内部をなんとかしてから外部に手を出すことにするさ」
「・・・では、とりあえず後でメールしますね」
「ああ・・・あ、あ゛?あァ、メールね・・・うん、メール」
思わず動揺した銀時だったが、今回ばかりは返信をしなければマズイだろうと観念して頷いた。
「これで目の上のたんこぶを堂々と排除できるわけですね・・・楽しみでしかたないですよ、ええ、まったく」
ちっとも楽しみというような表情はしていないが、アレはアレで本気で言っていると知っている銀時は、彼のターゲットになった面々を憐れに思う。
「・・・言っとくけど、過去の大獄並の罰則は適用しねェと思うぞ」
「まぁ、当然でしょうね。私だってそんな血生臭いことは後始末が面倒ですからしませんよ。あくまでも権力の座に座り続けて根腐れを起こしている幕府高官を隠居させるだけに留めることにします」
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