Refused Reality(元・現実を拒絶した夢の中)
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注意
・頭脳派カップル(おちび編)の補足の話
・“根”とか、ダンゾウとか・・・原作を激しく無視してます;
・オリジナルのキャラが出てきます
・二次創作であることをお忘れなく
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
補足の話・・・その1
― 暗部養成部門“根”
部門派路線の主導者である、ダンゾウの作り上げた組織である。
「・・・で、俺は何を教えれば良いの?」
「うん?・・・まぁ、適当にやってくれ。」
子ども達の手本として、と言われたナルトは、根が真面目であったがために、余計な苦労を背負いこんでしまっていた。
「適当って・・・。」
そして、その付き添いでやって来ていたシカマルも、ダンゾウの言い様に、唖然とする。
「・・・忍術や体術といった実技的なモノはすでに叩きこんである。こ奴等に教えて欲しいのは技術ではない。心だ。・・・だから、適当にやってくれ。」
「・・・適当が一番困るんだけど・・・。」
はぁ、と溜め息をついて、ナルトはシカマルを振り返る。
「どうしよ、シカ・・・。」
「・・・・・・そう言われてもな。はぁ・・・。」
天を仰いで、シカマルは溜め息をついた。
「2人は仲良しだね。」
そんな2人をニコニコと眺めていた1人が、ぽつりと呟く。
「・・・あ~、えーと、サイ、だったか?」
「うん。サイ。よろしく。」
シカマルの問いに素直に答え、ニコリと笑う。だが、その笑顔が作りものであるのはよく知っているので、シカマルは苦笑をうかべる。
「メンドクセーが、お前らが心から笑えるようにしてやんよ・・・な?ナル。」
「うん!!」
嬉しそうなナルトの笑顔を、“根”の子ども達は不思議そうに眺めていた。
補足の話・・・その2
「・・・ねぇ、千坐?」
「何だ、カカシ。」
「・・・・・・・・俺達、完全に空気じゃない?」
「何を今更・・・。」
暗部詰所。その場で交わされる会話に、つっこむ者は誰もいない。なぜならば、ここには彼ら2人とナルトとシカマルしかいないからだ。
なぜ、ナルトとシカマルがつっこまないのか、と思われるだろうが、それは仕方が無い。先ほどから2人は、自分達の世界に入り込んでしまっているのだ。だから、ここに、カカシと千坐がいること自体、忘れているのだろうと思われる。
「・・・なんかさぁ・・・。」
「・・・何だよ。」
「・・・ちょっと、腹立つよねぇ・・・。」
「・・・・・・それこそ、今更だな。」
「あ・・・やっぱり、千坐、怒ってるんだ。」
「・・・あたりまえだ。俺のナルトをッ!!」
立ち上がって叫ぶ千坐だが、ナルトとシカマルには聞こえて・・・いないらしい。
「違うよ~、俺達のナ・ル・ト。・・・あ~あ、ちょっと意地悪しちゃおうかなぁ・・・。」
「嫌われるぞ・・・・・・ナルトに。」
「・・・う。」
というわけで、大人らしく、シカマルを受け入れることにした、カカシと千坐であった。
補足の話・・・その3
「で、結局・・・どうなったんだ?」
首を傾げたのは、サスケ。
アカデミーでの一件は、ナルトの影分身が使った術のおかげで、事なきを得た。だが、その後、樹がどうなったのかまでは、サスケまで情報が降りて来なかった。
「あ~、えっと、シカが樹を追いかえしてくれた。」
「・・・・・・へぇ・・・。」
ナルトの答えに目を丸くしてサスケはシカマルを見る。
「まぁ、黒神の力は、俺に合ってたってことだな。チャクラ量が増えただけじゃなくて、今までの技の幅が広がったっつーか。」
ガシガシと頭を掻くのは、シカマルが照れているからで、それがわかっているサスケは、にやにやと笑った。
「ふぅん・・・なかなかやるじゃねぇか。これなら、樹が出て来ても、もう安心だな?」
「うん。」
サスケに同意を求められたナルトは満面の笑顔で答える。
「///・・・そ、そんなことねーって・・・今回は偶々、俺の能力を相手が知らなかっただけで・・・。」
「謙遜しなくたって良いんだよ?シカ。・・・あれは、シカの実力なんだから。」
体術だけでも、充分に樹を圧していたことをナルトが嬉しそうに話すのを見て、サスケは柔らかな笑みをうかべて呟いた。
「オレの役目は終わったな。」
ちょっとした補足の話でした・・・♪
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・“根”とか、ダンゾウとか・・・原作を激しく無視してます;
・オリジナルのキャラが出てきます
・二次創作であることをお忘れなく
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補足の話・・・その1
― 暗部養成部門“根”
部門派路線の主導者である、ダンゾウの作り上げた組織である。
「・・・で、俺は何を教えれば良いの?」
「うん?・・・まぁ、適当にやってくれ。」
子ども達の手本として、と言われたナルトは、根が真面目であったがために、余計な苦労を背負いこんでしまっていた。
「適当って・・・。」
そして、その付き添いでやって来ていたシカマルも、ダンゾウの言い様に、唖然とする。
「・・・忍術や体術といった実技的なモノはすでに叩きこんである。こ奴等に教えて欲しいのは技術ではない。心だ。・・・だから、適当にやってくれ。」
「・・・適当が一番困るんだけど・・・。」
はぁ、と溜め息をついて、ナルトはシカマルを振り返る。
「どうしよ、シカ・・・。」
「・・・・・・そう言われてもな。はぁ・・・。」
天を仰いで、シカマルは溜め息をついた。
「2人は仲良しだね。」
そんな2人をニコニコと眺めていた1人が、ぽつりと呟く。
「・・・あ~、えーと、サイ、だったか?」
「うん。サイ。よろしく。」
シカマルの問いに素直に答え、ニコリと笑う。だが、その笑顔が作りものであるのはよく知っているので、シカマルは苦笑をうかべる。
「メンドクセーが、お前らが心から笑えるようにしてやんよ・・・な?ナル。」
「うん!!」
嬉しそうなナルトの笑顔を、“根”の子ども達は不思議そうに眺めていた。
補足の話・・・その2
「・・・ねぇ、千坐?」
「何だ、カカシ。」
「・・・・・・・・俺達、完全に空気じゃない?」
「何を今更・・・。」
暗部詰所。その場で交わされる会話に、つっこむ者は誰もいない。なぜならば、ここには彼ら2人とナルトとシカマルしかいないからだ。
なぜ、ナルトとシカマルがつっこまないのか、と思われるだろうが、それは仕方が無い。先ほどから2人は、自分達の世界に入り込んでしまっているのだ。だから、ここに、カカシと千坐がいること自体、忘れているのだろうと思われる。
「・・・なんかさぁ・・・。」
「・・・何だよ。」
「・・・ちょっと、腹立つよねぇ・・・。」
「・・・・・・それこそ、今更だな。」
「あ・・・やっぱり、千坐、怒ってるんだ。」
「・・・あたりまえだ。俺のナルトをッ!!」
立ち上がって叫ぶ千坐だが、ナルトとシカマルには聞こえて・・・いないらしい。
「違うよ~、俺達のナ・ル・ト。・・・あ~あ、ちょっと意地悪しちゃおうかなぁ・・・。」
「嫌われるぞ・・・・・・ナルトに。」
「・・・う。」
というわけで、大人らしく、シカマルを受け入れることにした、カカシと千坐であった。
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「で、結局・・・どうなったんだ?」
首を傾げたのは、サスケ。
アカデミーでの一件は、ナルトの影分身が使った術のおかげで、事なきを得た。だが、その後、樹がどうなったのかまでは、サスケまで情報が降りて来なかった。
「あ~、えっと、シカが樹を追いかえしてくれた。」
「・・・・・・へぇ・・・。」
ナルトの答えに目を丸くしてサスケはシカマルを見る。
「まぁ、黒神の力は、俺に合ってたってことだな。チャクラ量が増えただけじゃなくて、今までの技の幅が広がったっつーか。」
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