Refused Reality(元・現実を拒絶した夢の中)
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注意
・ 時美・小夢・珠羅・秀華・白輝・藍がメインのオリジナルキャラクターになります
・ オロチーと音の里も原作とは少し違う設定です!というか原作まるっきり無視です!!←
・ ナルトと九尾は仲が良いです♪
・ 懐かしい人ばかりが登場中ですが、これはかなり前に書いたものなのでご了承ください
・ よろしいですね?注意はしましたよ?
・ では、どうぞ・・・↓
「その辺は自来也先生も理解していると思うよ。・・・まぁ、とりあえず居場所を探らないとねぇ」
ニコニコと笑い、四代目はおもむろに指先を軽く噛みちぎり、反対の掌にすりつける。
「口寄せの術!」
ボフン、と口寄せ独特《どくとく》の煙が辺りを包む。
「・・・み、ミナトさんって、口寄せも出来たんですね・・・」
「ん!師匠が師匠だからね」
秀華《しゅうか》が呆然と呟くと、ニコ、とミナトが笑う。
「オウ、四代目ぇ・・・何か用ならや?」
「か、蛙が喋《しゃべ》った!!!?」
煙が晴れ、ミナトに話しかけた蛙に、秀華がギョッとする。
「はは。妙木山のガマ達は、皆喋れるんだよ。仙だからねぇ」
ミナトは笑い、蛙に向き直る。
「突然呼び出してすまないね。実は、自来也先生がどこにいるか知りたいんだけど」
「自来也ぁ?・・・ん~・・・あいつなら、今、木ノ葉の里から1里離れた花街にいるハズだぞ?」
「花街って・・・」
蛙の答えに、秀華の口元がひくり、と引き攣る。
「秀華、落ち着きなさい。ね?・・・先生は花街かぁ・・・じゃあ、ナルト達を送るわけにはいかないかぁ・・・」
ミナトが困ったように呟く。
「私が行きます。・・・任務で何度か行ってますし」
小夢《こゆめ》が言えば、ミナトは首を傾げる。
「良いけど・・・自来也先生の顔、わかる?」
「・・・写真くらいはあるでしょう?」
「じゃあ・・・お願いしようかなぁ・・・でも、気を付けてね?くれぐれも爆破とかしないでよ?」
ミナトの言葉に苦笑し、小夢は頷いた。
***
— 花街・某所
「おぉ~・・・良いのぅ・・・創作意欲がかき立てられるのぅ・・・」
白髪の大男がニヘラニヘラといやらしい笑みをうかべて、風呂を覗《のぞ》き込んで、鼻の下を伸ばしている。
「・・・ちょっと、そこのスケベ親父」
トントン、とその大男の肩を叩くのは、大きな巻物を背負った女。
「邪魔するなぁ・・・良いところなんだのぅ・・・」
「・・・こっち向け、じゃないと、土遁でふっ飛ばすわよ」
イラッとした声音で言えば、大男の気配が鋭くなり、振り向き様に身構えた。
「・・・忍か?」
「木ノ葉の忍、小夢といいます。・・・貴方が伝説の三忍自来也様?・・・ったく、オカマにスケベ・・・残りの1人はまだ会ったことないけど、伝説の三忍に幻滅しそう」
「!・・・大蛇にあったのか?」
「こう見えて、暗部なんで。・・・っていうか、場所、変えません?」
淡々と言う小夢に、自来也は渋々頷く。
「・・・で、ワシに何の用だ?」
場所を変え、人目のつかない所へ来ると自来也が口を開く。
「大蛇丸の情報を教えていただきたくて」
「・・・どうするつもりだ?」
訝しげにしている自来也に、小夢は事情を説明する。
「そうか・・・あの子が。大蛇も罪な真似をする。・・・わかった。ワシの知る限りの情報を伝えよう。少し、長くなるぞ?」
「・・・構いません。私、情報のプロフェッショナルですから」
ニッコリと笑った小夢に、自来也は頼もしいのぅと呟いて、説明を始めた。
***
「・・・では、暁を抜けた後に、大蛇丸が音の里を作ったんですね?」
「ま、そういうことだのぅ・・・まさか、白輝を狙っておったとは思わんかったの。だが、白輝は最高傑作とか言っておったし・・・無くはないか」
自来也が肩を竦《すく》めると、小夢は眉間に深いしわを刻む。
「・・・最高傑作」
「人体実験も呪印も、拒絶反応無しに身体に適応したそうだ。・・・大蛇にとっては、これ以上ない結果だったんだろうのぅ」
「白輝は・・・白輝は、なんで人体実験の被験者になったんです?」
「・・・あの子はカカシと同じ年に中忍になっておる。・・・カカシはそれからもミナトの元に師事したが、白輝は暗部に入った。元々、暗部に適性があったからの。・・・そこで、秘かに暗部狩りをしていた大蛇に捕まった。・・・気付くのが遅かったんだ。まさか、大蛇があんな真似をするなんて・・・」
首をゆるりと振った自来也は、空を見上げる。
「三代目もな、信じられなかったんだろう。・・・人体実験を受けた面子の中で生き残ったのはテンゾウと白輝だけだ。呪印の件も含めればアンコもだのぅ。そう、テンゾウは木遁忍術を使えるように身体を改造され、アンコは呪印を刻まれた。・・・白輝に至ってはその両方だ。氷遁忍術と呪印。それが相互干渉しあう。一体、どんな術になるのやら・・・」
「・・・見たことがあります」
小夢の言葉に、自来也はギョッとする。
「見たのか!?・・・よく、無事だったのぅ」
「私も、カカシ先輩も、全身凍傷ですよ。・・・大蛇丸を見たのもその時です」
「・・・ああ、なるほどのぅ。・・・大蛇を見て、白輝が暴走したのか」
納得した様子の自来也に、小夢は頷く。
「はい・・・凄まじい氷遁でした。大蛇丸もそれで白輝を連れ帰るのを断念したくらいですし」
「そうか・・・ならば、頼む・・・大蛇を止めてくれ」
「はい・・・では、失礼します」
懇願に近い声音でそう告げる自来也に、小夢は頷き、その場を後にした。
***
里に戻って来た小夢は、待ちかねていた同期達に捕まり、白輝の過去や大蛇丸の情報を洗いざらい吐かされた。
「・・・こ、こんなに殺気立たなくたって、皆には教えるわよ。・・・ったく、怖いなぁ!」
話し終えた小夢がぼやくが、皆はそれどころではなかった。
「・・・ミナトさん・・・これって、本当?」
秀華《しゅうか》が問えば、ミナトが静かに頷く。
「うん。・・・白輝はね、大蛇丸をとても憎んでる。自分の身体をおもちゃのように・・・白輝は医療忍術が使えるだろう?あれはね、綱手先生が教えたんだよ。・・・尋常じゃない回復力をもっていた白輝に目を付けてね」
「・・・回復力と医療忍術って・・・あ!」
「そう。自己治癒能力が優れていれば、どんな窮地に陥ったって、仲間を救うことができる。医療忍者は率先して戦うものではなく、傷ついた仲間を救うために班に組み込まれる。・・・そう、綱手先生がシステム作りをしたんだよ。・・・綱手先生は大切な人を2人、任務で亡くしているからね」
「・・・わかります。医療忍者を班に組み込むシステムは、素晴らしいです」
秀華が頷けば、ミナトは優秀な教え子であり、可愛いハトコである秀華の頭を撫でた。
「ん!秀華は良くわかってるね」
「っ・・・み、ミナトさん!私、もう、子どもじゃありません!!」
一瞬で顔をゆでダコのように真っ赤にした秀華に、周りから笑いが漏れる。
「もう!笑わないでよ~;・・・あ、ナル君達まで!!」
子ども達にまで笑われた秀華は、穴があったら入りたい、と心の中でぼやく。
「・・・くく・・・四代目にとっては、まだまだ私達は子どもってことですね」
時美《ときみ》が肩を震わせて言う。それに対してミナトは肩を竦め、ナルトを振り返った。
「ナルト、お願いがあるんだ」
「なんだってばよ?」
「君の中の九尾に協力してもらって、とっても強力な影分身を作ってくれないかな?」
ニッコリと笑った父を、ナルトは半眼で睨みつけた。
***
「・・・父ちゃんも大蛇丸退治に行くってば?」
「・・・ダメかなぁ?白輝が実行部隊に戻ってくれないと、ちょっと困っちゃうんだよねぇ」
ミナトがあくまでも個人的な理由なのだと言えば、ナルトが大きな溜息をついた。
「・・・父ちゃん、自分のお仕事わかってるってば?」
「もちろん。・・・里の為にもなる。白輝の力は・・・ただ、人を傷つける力じゃない。それをわかって欲しいんだよ」
「でも、白輝は・・・」
「怖いんだよ。・・・カカシや小夢を傷つけてしまった自分の力が」
小夢が沈痛な表情をうかべると、ミナトは苦笑する。
暗部の実行部隊は、どうしてもランクの高い任務を割り振られる。
その中には、大蛇丸の絡む任務もあるかもしれない。再び大蛇丸と逢って冷静でいられる自信がないから、白輝は暗部の実行部隊を降りた。
それ以上に、カカシや小夢の傷ついた姿を見て、己の力が恐ろしくなったのだろう。だから、内務の暗号部を選んだ。
「カカシ先輩も、私も・・・気になんてしてないのに」
「・・・アイツも、そういうこと、気にすんだな」
小夢とサスケがほぼ同時に呟く。
「・・・・・・だから、サスケ君、何気にヒドイってば」
藍《らん》は思わずつっこみ、姉の顔を見る。
「・・・どうあっても、大蛇丸を排《はい》さなきゃね」
小夢が妹の視線を受け、安心させるように笑む。
「と、いうわけで、スリーマンセルで動くことにしよう!」
ニコリ、とミナトが言う。
そして懐から紙とペンを取り出すと、サラサラと何かを書き始めた。
それを覗き込んだ全員は、その内容に、絶句してしまった。
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・ 時美・小夢・珠羅・秀華・白輝・藍がメインのオリジナルキャラクターになります
・ オロチーと音の里も原作とは少し違う設定です!というか原作まるっきり無視です!!←
・ ナルトと九尾は仲が良いです♪
・ 懐かしい人ばかりが登場中ですが、これはかなり前に書いたものなのでご了承ください
・ よろしいですね?注意はしましたよ?
・ では、どうぞ・・・↓
「その辺は自来也先生も理解していると思うよ。・・・まぁ、とりあえず居場所を探らないとねぇ」
ニコニコと笑い、四代目はおもむろに指先を軽く噛みちぎり、反対の掌にすりつける。
「口寄せの術!」
ボフン、と口寄せ独特《どくとく》の煙が辺りを包む。
「・・・み、ミナトさんって、口寄せも出来たんですね・・・」
「ん!師匠が師匠だからね」
秀華《しゅうか》が呆然と呟くと、ニコ、とミナトが笑う。
「オウ、四代目ぇ・・・何か用ならや?」
「か、蛙が喋《しゃべ》った!!!?」
煙が晴れ、ミナトに話しかけた蛙に、秀華がギョッとする。
「はは。妙木山のガマ達は、皆喋れるんだよ。仙だからねぇ」
ミナトは笑い、蛙に向き直る。
「突然呼び出してすまないね。実は、自来也先生がどこにいるか知りたいんだけど」
「自来也ぁ?・・・ん~・・・あいつなら、今、木ノ葉の里から1里離れた花街にいるハズだぞ?」
「花街って・・・」
蛙の答えに、秀華の口元がひくり、と引き攣る。
「秀華、落ち着きなさい。ね?・・・先生は花街かぁ・・・じゃあ、ナルト達を送るわけにはいかないかぁ・・・」
ミナトが困ったように呟く。
「私が行きます。・・・任務で何度か行ってますし」
小夢《こゆめ》が言えば、ミナトは首を傾げる。
「良いけど・・・自来也先生の顔、わかる?」
「・・・写真くらいはあるでしょう?」
「じゃあ・・・お願いしようかなぁ・・・でも、気を付けてね?くれぐれも爆破とかしないでよ?」
ミナトの言葉に苦笑し、小夢は頷いた。
***
— 花街・某所
「おぉ~・・・良いのぅ・・・創作意欲がかき立てられるのぅ・・・」
白髪の大男がニヘラニヘラといやらしい笑みをうかべて、風呂を覗《のぞ》き込んで、鼻の下を伸ばしている。
「・・・ちょっと、そこのスケベ親父」
トントン、とその大男の肩を叩くのは、大きな巻物を背負った女。
「邪魔するなぁ・・・良いところなんだのぅ・・・」
「・・・こっち向け、じゃないと、土遁でふっ飛ばすわよ」
イラッとした声音で言えば、大男の気配が鋭くなり、振り向き様に身構えた。
「・・・忍か?」
「木ノ葉の忍、小夢といいます。・・・貴方が伝説の三忍自来也様?・・・ったく、オカマにスケベ・・・残りの1人はまだ会ったことないけど、伝説の三忍に幻滅しそう」
「!・・・大蛇にあったのか?」
「こう見えて、暗部なんで。・・・っていうか、場所、変えません?」
淡々と言う小夢に、自来也は渋々頷く。
「・・・で、ワシに何の用だ?」
場所を変え、人目のつかない所へ来ると自来也が口を開く。
「大蛇丸の情報を教えていただきたくて」
「・・・どうするつもりだ?」
訝しげにしている自来也に、小夢は事情を説明する。
「そうか・・・あの子が。大蛇も罪な真似をする。・・・わかった。ワシの知る限りの情報を伝えよう。少し、長くなるぞ?」
「・・・構いません。私、情報のプロフェッショナルですから」
ニッコリと笑った小夢に、自来也は頼もしいのぅと呟いて、説明を始めた。
***
「・・・では、暁を抜けた後に、大蛇丸が音の里を作ったんですね?」
「ま、そういうことだのぅ・・・まさか、白輝を狙っておったとは思わんかったの。だが、白輝は最高傑作とか言っておったし・・・無くはないか」
自来也が肩を竦《すく》めると、小夢は眉間に深いしわを刻む。
「・・・最高傑作」
「人体実験も呪印も、拒絶反応無しに身体に適応したそうだ。・・・大蛇にとっては、これ以上ない結果だったんだろうのぅ」
「白輝は・・・白輝は、なんで人体実験の被験者になったんです?」
「・・・あの子はカカシと同じ年に中忍になっておる。・・・カカシはそれからもミナトの元に師事したが、白輝は暗部に入った。元々、暗部に適性があったからの。・・・そこで、秘かに暗部狩りをしていた大蛇に捕まった。・・・気付くのが遅かったんだ。まさか、大蛇があんな真似をするなんて・・・」
首をゆるりと振った自来也は、空を見上げる。
「三代目もな、信じられなかったんだろう。・・・人体実験を受けた面子の中で生き残ったのはテンゾウと白輝だけだ。呪印の件も含めればアンコもだのぅ。そう、テンゾウは木遁忍術を使えるように身体を改造され、アンコは呪印を刻まれた。・・・白輝に至ってはその両方だ。氷遁忍術と呪印。それが相互干渉しあう。一体、どんな術になるのやら・・・」
「・・・見たことがあります」
小夢の言葉に、自来也はギョッとする。
「見たのか!?・・・よく、無事だったのぅ」
「私も、カカシ先輩も、全身凍傷ですよ。・・・大蛇丸を見たのもその時です」
「・・・ああ、なるほどのぅ。・・・大蛇を見て、白輝が暴走したのか」
納得した様子の自来也に、小夢は頷く。
「はい・・・凄まじい氷遁でした。大蛇丸もそれで白輝を連れ帰るのを断念したくらいですし」
「そうか・・・ならば、頼む・・・大蛇を止めてくれ」
「はい・・・では、失礼します」
懇願に近い声音でそう告げる自来也に、小夢は頷き、その場を後にした。
***
里に戻って来た小夢は、待ちかねていた同期達に捕まり、白輝の過去や大蛇丸の情報を洗いざらい吐かされた。
「・・・こ、こんなに殺気立たなくたって、皆には教えるわよ。・・・ったく、怖いなぁ!」
話し終えた小夢がぼやくが、皆はそれどころではなかった。
「・・・ミナトさん・・・これって、本当?」
秀華《しゅうか》が問えば、ミナトが静かに頷く。
「うん。・・・白輝はね、大蛇丸をとても憎んでる。自分の身体をおもちゃのように・・・白輝は医療忍術が使えるだろう?あれはね、綱手先生が教えたんだよ。・・・尋常じゃない回復力をもっていた白輝に目を付けてね」
「・・・回復力と医療忍術って・・・あ!」
「そう。自己治癒能力が優れていれば、どんな窮地に陥ったって、仲間を救うことができる。医療忍者は率先して戦うものではなく、傷ついた仲間を救うために班に組み込まれる。・・・そう、綱手先生がシステム作りをしたんだよ。・・・綱手先生は大切な人を2人、任務で亡くしているからね」
「・・・わかります。医療忍者を班に組み込むシステムは、素晴らしいです」
秀華が頷けば、ミナトは優秀な教え子であり、可愛いハトコである秀華の頭を撫でた。
「ん!秀華は良くわかってるね」
「っ・・・み、ミナトさん!私、もう、子どもじゃありません!!」
一瞬で顔をゆでダコのように真っ赤にした秀華に、周りから笑いが漏れる。
「もう!笑わないでよ~;・・・あ、ナル君達まで!!」
子ども達にまで笑われた秀華は、穴があったら入りたい、と心の中でぼやく。
「・・・くく・・・四代目にとっては、まだまだ私達は子どもってことですね」
時美《ときみ》が肩を震わせて言う。それに対してミナトは肩を竦め、ナルトを振り返った。
「ナルト、お願いがあるんだ」
「なんだってばよ?」
「君の中の九尾に協力してもらって、とっても強力な影分身を作ってくれないかな?」
ニッコリと笑った父を、ナルトは半眼で睨みつけた。
***
「・・・父ちゃんも大蛇丸退治に行くってば?」
「・・・ダメかなぁ?白輝が実行部隊に戻ってくれないと、ちょっと困っちゃうんだよねぇ」
ミナトがあくまでも個人的な理由なのだと言えば、ナルトが大きな溜息をついた。
「・・・父ちゃん、自分のお仕事わかってるってば?」
「もちろん。・・・里の為にもなる。白輝の力は・・・ただ、人を傷つける力じゃない。それをわかって欲しいんだよ」
「でも、白輝は・・・」
「怖いんだよ。・・・カカシや小夢を傷つけてしまった自分の力が」
小夢が沈痛な表情をうかべると、ミナトは苦笑する。
暗部の実行部隊は、どうしてもランクの高い任務を割り振られる。
その中には、大蛇丸の絡む任務もあるかもしれない。再び大蛇丸と逢って冷静でいられる自信がないから、白輝は暗部の実行部隊を降りた。
それ以上に、カカシや小夢の傷ついた姿を見て、己の力が恐ろしくなったのだろう。だから、内務の暗号部を選んだ。
「カカシ先輩も、私も・・・気になんてしてないのに」
「・・・アイツも、そういうこと、気にすんだな」
小夢とサスケがほぼ同時に呟く。
「・・・・・・だから、サスケ君、何気にヒドイってば」
藍《らん》は思わずつっこみ、姉の顔を見る。
「・・・どうあっても、大蛇丸を排《はい》さなきゃね」
小夢が妹の視線を受け、安心させるように笑む。
「と、いうわけで、スリーマンセルで動くことにしよう!」
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