Refused Reality(元・現実を拒絶した夢の中)
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注意
・ロイルル
・ロイドは仔ルルと騎士になる約束を取り付け済み
・捏造満載
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
「どんな手を使ってでも、貴方を探し出しますよ・・・ルルーシュ様。」
幼いルルーシュとナナリーが日本へと送られる時、ルルーシュには周りの人間全てが敵だと思えたに違いない。
仲良くしていた兄弟達にも、そして、いつかは騎士にと望んでいたロイドにさえ、何も言わずに彼等はブリタニアを発った。その時のロイドの絶望は、他の者には計り知れないだろう。
すっかり、やる気を無くしてしまったロイドは、その後、様々な研究所を廻るが、結局、学友の消沈した姿を哀れに思ったらしいシュナイゼルの誘いで、彼の研究所に身を寄せた。
そして、ブリタニアと日本が開戦した。
宣戦布告も無しに、ブリタニアが攻め込んだと知った時、ロイドにわずかに残っていた、皇帝への敬意が砕け散った。
「・・・力が無いことが、そんなに悪いこと?」
学生の頃から付き合いがあったセシルは、ぽつり、と呟いた上司に首を傾げた。
「どうしたんですか?ロイドさん・・・。」
「あ~・・・ううん。何でもないよぉ~忘れて~~。」
へらりと笑ったロイドに、セシルは一瞬困ったように首を傾げ、それから素直に頷いた。彼がこんな調子の時は、放っておいた方がいいということを、嫌というほど知っていたからだ。
そして、開戦してしばらく経った頃、ロイドはシュナイゼルの執務室に呼ばれた。
「・・・ロイド・・・気を確かにね。」
シュナイゼルのいつになく真剣な表情に、ロイドは嫌な予感を覚える。
「・・・・・・あの子が、死んだらしい。・・・日本人の暴徒に襲われたんだそうだ。」
「・・・っ・・・嘘でしょう?」
「あちらに渡った、アッシュフォードからの連絡だ。・・・恐らくは、間違いないよ。」
ロイドはがくりとその場に膝をついた。
「・・・アスプルンド伯爵・・・。」
シュナイゼルの側近であるカノンが痛ましげに名を呼ぶが、ロイドからの反応は無い。
「・・・諦めなさい・・・忘れた方が良い・・・これからも君は生きていくんだ。覚えていては、辛いだけだよ?」
シュナイゼルの言葉は入ってくるが、理解しようとは思わなかった。ロイドはただ、フルフルと首を振り、のろのろと立ち上がった。
「・・・・・・・・・僕は・・・忘れるわけにはいかないんですよ。」
「ロイド・・・。」
シュナイゼルの眉が顰められるが、ロイドは、シュナイゼルから視線を逸らし、そして、くるりと向きを変えて、執務室を出て行った。
「殿下・・・。」
「・・・しょうがないね。彼はあの子をとても愛していたから・・・。」
困ったように己を見るカノンに微笑んでみせ、シュナイゼルはロイドの出て行ったドアを見つめた。
7年後
ロイドは、彼の皇子が散ったとされる地にいた。優秀なナイトメアのパーツを探し、ようやく回収した。彼はシンジュクゲットーの作戦に参加していて、重傷を負っていたが、命に別状はなかった。
そして、その彼から、思わぬ言葉を聞く。
「・・・探してほしい人がいるんです。」
「うん~?どんな人かなぁ~?」
特徴を聞いたロイドは、これこそまさに、奇跡ではないだろうかと思ってしまった。
「・・・黒髪に、紫の瞳の・・・16・7歳の少年・・・ね。」
特徴、年の頃、そして・・・彼、枢木スザクの尋ね人・・・。まさに、ロイドが忠誠を誓った彼の皇子を指し示すキーワードばかりだった。
「やっぱり、あの程度で亡くなる様な方じゃないと、思ってましたよ~。さすが、僕の殿下だ。」
ニィ、と口の端を吊り上げ、ロイドは上機嫌で特派の自分の研究室に戻る。
「・・・アッシュフォードね。なるほど~。殿下を匿ってるわけだ~。・・・あっはぁ~☆」
最初から怪しいと思ってはいた。日本へルルーシュ達が送られる際に付き添ったのは、アッシュフォードが派遣した人間だった。それに、彼らが日本へ送られた後も、アッシュフォードは日本へ人を送り込んでいたらしい。
「うん。すっごい忠誠心だよね~。立派立派☆・・・でもさ~・・・僕から、殿下を取り上げるなんて、ヒッドイよねぇ~・・・。」
クツクツと笑いながら、ロイドは立ち上がる。目の前のパソコンのモニターには、1人の少年の学籍情報。
「・・・ルルーシュ・ランペルージ。・・・ふぅん、ファーストネームはそのままなんだぁ・・・。まぁ、そうだよねぇ・・・まさか、皇族がこんなところをうろうろしてるなんて、思わないし。よっぽど深く付き合った人間じゃなければ、他人の空似で済ませてしまうだろうねぇ・・・。」
ロイドは、そのまま研究室から出ると、ランスロットがある格納庫へ行く。
格納庫には、大勢の研究員がいて、スザクのテストにかかりっきりになっていた。その中で、ロイドは、指示を出していたセシルを捕まえる。
「・・・ロイドさん?どうしたんですか?」
「うん。ちょっと、調べ物しに行ってくる~・・・スザク君のテスト、よろしくねぇ~?」
「・・・はぁ。わかりました。・・・早く、戻って来て下さいね。」
「はいは~い。わかってるよぉ~・・・。」
ひらひらと手を振り、格納庫を出ていくロイドを見送り、セシルは首を傾げた。
「・・・ちょっと、ご機嫌だったわよね?何か、面白いものでも見つけたのかしら。」
長年の付き合いからか、機嫌の良し悪しまでわかるようになってしまった自分にへこみつつ、セシルは気持ちを入れ替え、スザクのテストへと集中した。
アッシュフォードに匿われて7年。今まで平穏無事だったから、これからも平穏無事、と楽観視できないのは、ルルーシュの今までの経験から学んだ。
ブリタニアで過ごしていた時も、日本へ送られた当初も、幸せだと、この幸せが続けばいいのに、とそう思った次の瞬間には、その幸せが奪われてしまった。
だから、ルルーシュは決して油断はしなかった。否、してはいけなかった。妹のナナリーを守りきる為には、心に鋼の鎧を着けて、周りを常に警戒していなければならなかった。
ブリタニアにいた頃、己には最も信じていた相手がいた。己の騎士になりたいのだと真剣な表情で申し出てくれた時、ルルーシュは一も二もなく頷いてしまいたかった。だが、まだ、騎士を持つような年齢でもないし、立場的にも良い立場とは言い難かったため、いずれ、という約束だけを交わした。
ルルーシュに様々なことを教えてくれた彼の、アイスブルーの瞳を思い出す。こんな時、彼がいてくれたなら、と何度思ったことか。だが、彼だってブリタニアの貴族。それも伯爵位を持つ、貴族だ。皇位継承権を放棄し、日本へ人質同然に送られ、そして、死んだとされた自分のことなど、忘れているに違いない。
「・・・せめて・・・一言だけでも、別れの言葉を言っていたなら、こんなにひきずることも無かったろうに・・・。」
ぽつりと呟く。
「・・・声に出てるわよ~?」
「・・・っ!?」
横から声をかけられ、ルルーシュはギョッとして身を引く。
「ねぇ、さっきから塞ぎこんでたのって、別れを言えなかった誰かのことを考えてたからかなぁ~?・・・お姉さんに、言ってごら~ん?」
「・・・か、会長・・・。」
ニヤニヤと笑うミレイの後ろには、すまなそうな表情をうかべる生徒会のメンバー達。
「・・・リヴァル、シャーリー・・・ニーナまで・・・。」
「わりぃ、ルルーシュ。」
「ご、ごめんね、ルル。」
「・・・ごめんなさい、副会長があんまりにも塞ぎこんでるから、驚かそう!ってミレイちゃんが・・・。」
謝る3人とは違い、ミレイはにんまりと笑って、ルルーシュの肩を掴んだ。
「ほ~ら、話したまえ!・・・それはどんな人かなぁ?ルルちゃんの好きだった人、とか?」
「す、好きな人!?る、ルルの!!?」
ミレイの言葉に反応したのは、当人ではなく、密かにルルーシュへ恋心を持っているシャーリーだ。
「・・・ち、違う。違います、会長。・・・好きな人、とか・・・そんなんじゃ・・・。」
慌てて否定すると、ルルーシュは肩からミレイの手を外す。
「第一、何で、塞ぎこんでるから驚かそう!なんですか!!・・・普通、そっとしとくものじゃないんですか!!」
「うふ。だって、アッシュフォードは普通じゃないし~?」
ルルーシュのツッコミに開き直ったミレイが、フッと苦笑をうかべた。
「・・・うん。少しは元気になったかな?」
「・・・はぁ、会長の励まし方は、独特すぎます。」
がっくりと肩を落としたルルーシュに、他の生徒会メンバーも苦笑をうかべる。
「あ~、いたいた。ミレイ・アッシュフォードさん、だよねぇ~?・・・ちょっと、聞きたいことがあるん・・・だ・・・けど・・・。」
その時、ホッとした空気をぶち壊すような、間延びした声がして、呼ばれたミレイはフッと顔をあげ、その姿を確認して、ギョッとした。それは、今度、大学部の敷地に間借りさせることになっているという、シュナイゼルの直属の、特派と呼ばれる機関の責任者だからだった。
軍の人間に、しかも、シュナイゼル直属と言われる機関の責任者に、ルルーシュを会わせるわけにはいかないと、固まってしまっているルルーシュをそのままに、ミレイは彼の視線を遮るようにその前に立った。
「・・・そ、そうですが、聞きたいことというのは?」
「あ~・・・いや、聞きたいことっていうの、人探しだったんだけど~・・・。」
彼の視線は、背を向けたままのルルーシュに向いている。内心焦るミレイは、何とかして、ルルーシュから意識を逸らさせなければと、話しかける。
「ど、どんな人ですか!?・・・えっと、特徴なんか教えていただけると!!」
「・・・ん~・・・黒髪にアメジストの瞳、16,7歳の少年・・・名前は・・・。」
完全に、目の前にいるルルーシュを探していることがまるわかりだ。リヴァル達の視線が、自然とルルーシュに向く。
ルルーシュはというと、完全に思考停止状態になっている。マズイ、とミレイはさらに焦る。
「・・・な、名前まで、わかってるんですか?・・・なら、クラブハウスの方に、学籍名簿がありますから、そちらで・・・。」
「名前はねぇ~・・・ルルーシュ。妹さんもいてね、名前はナナリー、っていうんだよ。」
もう、それに一致する人物は1人しかいない。ミレイの顔がサァッと青褪める。
「・・・ず~っと、アッシュフォードが隠してたんだねぇ・・・木を隠すなら森の中。学生を隠すなら学校の中。うん。至極、簡単な公式だねぇ~。」
「・・・あ、あの!」
「うん。ごめんねぇ、せっかく隠していたのを見つけちゃって。でもさぁ~・・・ダメだよぉ~?本国に嘘の連絡入れたでしょ~?・・・アッシュフォードに叛意あり、ととられてもおかしくないよ~。」
「・・・っ!?」
彼の言葉に、ミレイは息を呑んだ。これは明確な脅しだ。リヴァル達が明らかに様子がおかしいミレイに困惑している。事情を知らない彼等に、ルルーシュを連れて逃げろというわけにもいかない。
まさか、こんなことで、ルルーシュのことがバレるとは思ってもいなかったミレイは、自分の危機感の足りなさに歯噛みした。
「・・・昔から変わりませんねぇ~、貴方は。・・・突発的事項に弱くて、ほんの少しでも自分の考えもしなかったことが起こると、対応しきれなくてフリーズしてしまう。・・・まぁ、そんなところも愛すべきところですけどねぇ。」
クツクツと笑う彼に、ミレイはもう二の句を告げなかった。彼は確信している。ルルーシュ・ランペルージが、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアであることを。
「・・・っ、ルルちゃん!逃げて!!とにかく、貴方だけでも!!」
ミレイが叫ぶ。その声に、ビクンと身体を震わせたルルーシュは、ミレイを振り返ろうとして、更なるミレイの叫びに、その動きを封じられる。
「振り返っちゃダメ!!逃げて!!早く!!!」
ルルーシュはその言葉に従うようにして、足を踏み出し・・・
「・・・あっは~、見事だねぇ~、アッシュフォードの忠誠心。確かに確認させてもらったよぉ~?」
何とも空気を読まない彼の発言に、諦めたように溜息を軽くついて、振り返った。
「・・・あまり、彼女を虐めないでくれないか?・・・・・・ロイド。」
「あらら~わかりました~?」
「・・・言葉がきつい。余程、気に入らないらしいな?」
「そりゃそうですよぉ~。7年前、僕から、貴方を奪ったんですからぁ~。」
その言葉に、ルルーシュは苦笑をうかべるのと同時に、変わらないな、とホッとする。
「・・・まったく。お前という奴は・・・。」
「僕は怒ってるんですよ~?・・・一言も無く、日本に行っちゃって。・・・まぁ、あの時の貴方の心情を鑑みれば、わからなくもないですけどねぇ~?」
「・・・はぁ・・・わかっているなら、許せ。」
そう言ったルルーシュに、ロイドは、ニヤリと笑って、敬礼した。
「・・・イエス・ユア・ハイネス(はい、殿下)。」
ルルーシュは目を見開き、ロイドを凝視する。今の今まで明確な単語を言わなかったくせに、いきなり、それは無いだろうと、心の中で詰る。
「・・・ロイド。」
「あっはぁ~。すみませ~ん。つい、うっかり~。」
「・・・・・・お前、性格悪くなったか?」
「いえいえ、まさかぁ~?・・・貴方こそ、ちょっと、がさつになられましたぁ?っていうか、無茶苦茶美人になられましたよねぇ~。お母上にそっっっっっくりぃ~!」
「がさつって言うな!・・・というか、普通、男に美人て言うか?」
「あっはぁ~~!貴方だから、美人って言うんですよぉ~www」
ロイドとルルーシュの会話に、目を白黒させていた生徒会メンバーだが、じわじわとあの言葉が脳内に浸透してくる。
「・・・・・・あれ・・・?」
「・・・あの言葉って・・・特定の人にしか、使わないよ・・・ね?」
「副会長って・・・皇族?」
3人がハッとして、ルルーシュを見るが、ルルーシュはとにかくロイドの相手で手一杯で、こちらの様子に気づいてくれない。だから、もう1人、事情がわかっていた様子のミレイを見る。
「・・・皆・・・今の、忘れてね・・・とりあえず、害は無いみたいだし・・・皆さえ黙っててくれれば、まだ、箱庭は守られる。」
消沈した様子のミレイに、リヴァル達は黙って頷くしかない。
「お~め~で~と~ございま~~すぅ~!!・・・もうしばらくは、黙って見てますけどぉ~・・・そろそろ危ないって思ったら、即、迎えに行きますからねぇ?」
「・・・できれば、ずっと見逃していてくれるとありがたいんだがな。」
「ま、あそこにお帰りになりたくない気持ちはわかりますし、僕だって、あんな所に貴方を戻すつもりはありませんからぁ~・・・任せて下さい、お財布(シュナイゼル)は確保済みですから、貴方とナナリー様を匿うくらい、どってことありませんよぉ~!!」
ロイドの言葉に苦笑し、ルルーシュは皆を振り返る。
「・・・会長・・・。」
「・・・ルルちゃん。その人は大丈夫なのね?」
「・・・はい。俺の・・・騎士候補だったんです。」
「改めまして~、ロイド・アスプルンドです~。・・・アッシュフォードには言いたいことも色々あるんだけど~、ルルーシュ様が許せっていうから、許しちゃうね~?・・・でも、次は無いから、そのつもりでぇ~。」
ルルーシュの紹介でへらへら笑いながらひょこっと頭を下げるが、そのアイスブルーの目が笑っていないのに、全員が気付く。
「わかりました。・・・でも、この箱庭を故意に壊すことは認めません。アッシュフォードの名に懸けて、この箱庭は死守します。」
ミレイがそのロイドの視線を真っ直ぐに見返しながら、挑むように言う。すると、ロイドはニヤリと笑った。
「さっすがぁ~。7年間、殿下を守って来た自負があるってわけだねぇ~?・・・ふふ。わかったよ~、これからも殿下をよろしくねぇ?」
さすがにロイドも苦笑をうかべて、頷くとくるりと踵を返し、顔だけをルルーシュに向ける。
「・・・これからは、大学部の方でお世話になるから、ちょくちょく会いに来ますねぇ?殿下。」
「あまり、目立つなよ?ロイド。」
「あっはぁ~☆もちろんですってばぁ~~。・・・あ、そうだ、殿下。」
ニコニコと笑うロイドの目に、面白がっているような色が宿った。
「何だ?」
ルルーシュはロイドが何を言おうとしているのかと、コトンと首を傾げる。
「・・・この世で一番、愛してますよぉ~。」
「・・・ッッ///・・・・・・ロイドッッ!!!」
「じゃあ、また、来ますんでぇ~。」
顔を真っ赤に染めたルルーシュを満足げに見やり、ロイドは今度こそ、弾むようにして歩きながら、立ち去って行った。
ミレイ達は最後のロイドの言葉も含め、今までの会話を総合し、ルルーシュが塞ぎこんでいた理由が彼であることに気付く。
「・・・ルルちゃんってば、顔、真っ赤よ~。」
クスクスと笑ったミレイに、ルルーシュは口元を押さえて叫んだ。
「・・・ッ///・・・ロイドの奴!不意打ちだ!!」
特派・ロイドの部屋
「アッシュフォードか・・・でもねぇ~・・・忠誠心なら、絶対に負けない自信、あるからねぇ~?」
特派に戻ったロイドが、ぽつりと呟き、机に置いてあった、小物入れの蓋を開ける。
その中にあったのは、大きなアメジストがはめられたシルバーのリングと、羽飾りのついた胸章。
「・・・殿下の騎士は僕だけ。・・・ルルーシュ様は、僕の殿下なんだから。」
愛しむように、リングと胸章を撫で、ロイドは再び小物入れの蓋を閉じた。
「・・・次は、いつ会いに行こうかなぁ~。」
次はお土産を持って行こう。そう、思いたって、ロイドは彼の皇子のいた方向を見て、どんなお土産が良いかと頭を悩ませ始めたのだった。
おしまい
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・ロイルル
・ロイドは仔ルルと騎士になる約束を取り付け済み
・捏造満載
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
「どんな手を使ってでも、貴方を探し出しますよ・・・ルルーシュ様。」
幼いルルーシュとナナリーが日本へと送られる時、ルルーシュには周りの人間全てが敵だと思えたに違いない。
仲良くしていた兄弟達にも、そして、いつかは騎士にと望んでいたロイドにさえ、何も言わずに彼等はブリタニアを発った。その時のロイドの絶望は、他の者には計り知れないだろう。
すっかり、やる気を無くしてしまったロイドは、その後、様々な研究所を廻るが、結局、学友の消沈した姿を哀れに思ったらしいシュナイゼルの誘いで、彼の研究所に身を寄せた。
そして、ブリタニアと日本が開戦した。
宣戦布告も無しに、ブリタニアが攻め込んだと知った時、ロイドにわずかに残っていた、皇帝への敬意が砕け散った。
「・・・力が無いことが、そんなに悪いこと?」
学生の頃から付き合いがあったセシルは、ぽつり、と呟いた上司に首を傾げた。
「どうしたんですか?ロイドさん・・・。」
「あ~・・・ううん。何でもないよぉ~忘れて~~。」
へらりと笑ったロイドに、セシルは一瞬困ったように首を傾げ、それから素直に頷いた。彼がこんな調子の時は、放っておいた方がいいということを、嫌というほど知っていたからだ。
そして、開戦してしばらく経った頃、ロイドはシュナイゼルの執務室に呼ばれた。
「・・・ロイド・・・気を確かにね。」
シュナイゼルのいつになく真剣な表情に、ロイドは嫌な予感を覚える。
「・・・・・・あの子が、死んだらしい。・・・日本人の暴徒に襲われたんだそうだ。」
「・・・っ・・・嘘でしょう?」
「あちらに渡った、アッシュフォードからの連絡だ。・・・恐らくは、間違いないよ。」
ロイドはがくりとその場に膝をついた。
「・・・アスプルンド伯爵・・・。」
シュナイゼルの側近であるカノンが痛ましげに名を呼ぶが、ロイドからの反応は無い。
「・・・諦めなさい・・・忘れた方が良い・・・これからも君は生きていくんだ。覚えていては、辛いだけだよ?」
シュナイゼルの言葉は入ってくるが、理解しようとは思わなかった。ロイドはただ、フルフルと首を振り、のろのろと立ち上がった。
「・・・・・・・・・僕は・・・忘れるわけにはいかないんですよ。」
「ロイド・・・。」
シュナイゼルの眉が顰められるが、ロイドは、シュナイゼルから視線を逸らし、そして、くるりと向きを変えて、執務室を出て行った。
「殿下・・・。」
「・・・しょうがないね。彼はあの子をとても愛していたから・・・。」
困ったように己を見るカノンに微笑んでみせ、シュナイゼルはロイドの出て行ったドアを見つめた。
7年後
ロイドは、彼の皇子が散ったとされる地にいた。優秀なナイトメアのパーツを探し、ようやく回収した。彼はシンジュクゲットーの作戦に参加していて、重傷を負っていたが、命に別状はなかった。
そして、その彼から、思わぬ言葉を聞く。
「・・・探してほしい人がいるんです。」
「うん~?どんな人かなぁ~?」
特徴を聞いたロイドは、これこそまさに、奇跡ではないだろうかと思ってしまった。
「・・・黒髪に、紫の瞳の・・・16・7歳の少年・・・ね。」
特徴、年の頃、そして・・・彼、枢木スザクの尋ね人・・・。まさに、ロイドが忠誠を誓った彼の皇子を指し示すキーワードばかりだった。
「やっぱり、あの程度で亡くなる様な方じゃないと、思ってましたよ~。さすが、僕の殿下だ。」
ニィ、と口の端を吊り上げ、ロイドは上機嫌で特派の自分の研究室に戻る。
「・・・アッシュフォードね。なるほど~。殿下を匿ってるわけだ~。・・・あっはぁ~☆」
最初から怪しいと思ってはいた。日本へルルーシュ達が送られる際に付き添ったのは、アッシュフォードが派遣した人間だった。それに、彼らが日本へ送られた後も、アッシュフォードは日本へ人を送り込んでいたらしい。
「うん。すっごい忠誠心だよね~。立派立派☆・・・でもさ~・・・僕から、殿下を取り上げるなんて、ヒッドイよねぇ~・・・。」
クツクツと笑いながら、ロイドは立ち上がる。目の前のパソコンのモニターには、1人の少年の学籍情報。
「・・・ルルーシュ・ランペルージ。・・・ふぅん、ファーストネームはそのままなんだぁ・・・。まぁ、そうだよねぇ・・・まさか、皇族がこんなところをうろうろしてるなんて、思わないし。よっぽど深く付き合った人間じゃなければ、他人の空似で済ませてしまうだろうねぇ・・・。」
ロイドは、そのまま研究室から出ると、ランスロットがある格納庫へ行く。
格納庫には、大勢の研究員がいて、スザクのテストにかかりっきりになっていた。その中で、ロイドは、指示を出していたセシルを捕まえる。
「・・・ロイドさん?どうしたんですか?」
「うん。ちょっと、調べ物しに行ってくる~・・・スザク君のテスト、よろしくねぇ~?」
「・・・はぁ。わかりました。・・・早く、戻って来て下さいね。」
「はいは~い。わかってるよぉ~・・・。」
ひらひらと手を振り、格納庫を出ていくロイドを見送り、セシルは首を傾げた。
「・・・ちょっと、ご機嫌だったわよね?何か、面白いものでも見つけたのかしら。」
長年の付き合いからか、機嫌の良し悪しまでわかるようになってしまった自分にへこみつつ、セシルは気持ちを入れ替え、スザクのテストへと集中した。
アッシュフォードに匿われて7年。今まで平穏無事だったから、これからも平穏無事、と楽観視できないのは、ルルーシュの今までの経験から学んだ。
ブリタニアで過ごしていた時も、日本へ送られた当初も、幸せだと、この幸せが続けばいいのに、とそう思った次の瞬間には、その幸せが奪われてしまった。
だから、ルルーシュは決して油断はしなかった。否、してはいけなかった。妹のナナリーを守りきる為には、心に鋼の鎧を着けて、周りを常に警戒していなければならなかった。
ブリタニアにいた頃、己には最も信じていた相手がいた。己の騎士になりたいのだと真剣な表情で申し出てくれた時、ルルーシュは一も二もなく頷いてしまいたかった。だが、まだ、騎士を持つような年齢でもないし、立場的にも良い立場とは言い難かったため、いずれ、という約束だけを交わした。
ルルーシュに様々なことを教えてくれた彼の、アイスブルーの瞳を思い出す。こんな時、彼がいてくれたなら、と何度思ったことか。だが、彼だってブリタニアの貴族。それも伯爵位を持つ、貴族だ。皇位継承権を放棄し、日本へ人質同然に送られ、そして、死んだとされた自分のことなど、忘れているに違いない。
「・・・せめて・・・一言だけでも、別れの言葉を言っていたなら、こんなにひきずることも無かったろうに・・・。」
ぽつりと呟く。
「・・・声に出てるわよ~?」
「・・・っ!?」
横から声をかけられ、ルルーシュはギョッとして身を引く。
「ねぇ、さっきから塞ぎこんでたのって、別れを言えなかった誰かのことを考えてたからかなぁ~?・・・お姉さんに、言ってごら~ん?」
「・・・か、会長・・・。」
ニヤニヤと笑うミレイの後ろには、すまなそうな表情をうかべる生徒会のメンバー達。
「・・・リヴァル、シャーリー・・・ニーナまで・・・。」
「わりぃ、ルルーシュ。」
「ご、ごめんね、ルル。」
「・・・ごめんなさい、副会長があんまりにも塞ぎこんでるから、驚かそう!ってミレイちゃんが・・・。」
謝る3人とは違い、ミレイはにんまりと笑って、ルルーシュの肩を掴んだ。
「ほ~ら、話したまえ!・・・それはどんな人かなぁ?ルルちゃんの好きだった人、とか?」
「す、好きな人!?る、ルルの!!?」
ミレイの言葉に反応したのは、当人ではなく、密かにルルーシュへ恋心を持っているシャーリーだ。
「・・・ち、違う。違います、会長。・・・好きな人、とか・・・そんなんじゃ・・・。」
慌てて否定すると、ルルーシュは肩からミレイの手を外す。
「第一、何で、塞ぎこんでるから驚かそう!なんですか!!・・・普通、そっとしとくものじゃないんですか!!」
「うふ。だって、アッシュフォードは普通じゃないし~?」
ルルーシュのツッコミに開き直ったミレイが、フッと苦笑をうかべた。
「・・・うん。少しは元気になったかな?」
「・・・はぁ、会長の励まし方は、独特すぎます。」
がっくりと肩を落としたルルーシュに、他の生徒会メンバーも苦笑をうかべる。
「あ~、いたいた。ミレイ・アッシュフォードさん、だよねぇ~?・・・ちょっと、聞きたいことがあるん・・・だ・・・けど・・・。」
その時、ホッとした空気をぶち壊すような、間延びした声がして、呼ばれたミレイはフッと顔をあげ、その姿を確認して、ギョッとした。それは、今度、大学部の敷地に間借りさせることになっているという、シュナイゼルの直属の、特派と呼ばれる機関の責任者だからだった。
軍の人間に、しかも、シュナイゼル直属と言われる機関の責任者に、ルルーシュを会わせるわけにはいかないと、固まってしまっているルルーシュをそのままに、ミレイは彼の視線を遮るようにその前に立った。
「・・・そ、そうですが、聞きたいことというのは?」
「あ~・・・いや、聞きたいことっていうの、人探しだったんだけど~・・・。」
彼の視線は、背を向けたままのルルーシュに向いている。内心焦るミレイは、何とかして、ルルーシュから意識を逸らさせなければと、話しかける。
「ど、どんな人ですか!?・・・えっと、特徴なんか教えていただけると!!」
「・・・ん~・・・黒髪にアメジストの瞳、16,7歳の少年・・・名前は・・・。」
完全に、目の前にいるルルーシュを探していることがまるわかりだ。リヴァル達の視線が、自然とルルーシュに向く。
ルルーシュはというと、完全に思考停止状態になっている。マズイ、とミレイはさらに焦る。
「・・・な、名前まで、わかってるんですか?・・・なら、クラブハウスの方に、学籍名簿がありますから、そちらで・・・。」
「名前はねぇ~・・・ルルーシュ。妹さんもいてね、名前はナナリー、っていうんだよ。」
もう、それに一致する人物は1人しかいない。ミレイの顔がサァッと青褪める。
「・・・ず~っと、アッシュフォードが隠してたんだねぇ・・・木を隠すなら森の中。学生を隠すなら学校の中。うん。至極、簡単な公式だねぇ~。」
「・・・あ、あの!」
「うん。ごめんねぇ、せっかく隠していたのを見つけちゃって。でもさぁ~・・・ダメだよぉ~?本国に嘘の連絡入れたでしょ~?・・・アッシュフォードに叛意あり、ととられてもおかしくないよ~。」
「・・・っ!?」
彼の言葉に、ミレイは息を呑んだ。これは明確な脅しだ。リヴァル達が明らかに様子がおかしいミレイに困惑している。事情を知らない彼等に、ルルーシュを連れて逃げろというわけにもいかない。
まさか、こんなことで、ルルーシュのことがバレるとは思ってもいなかったミレイは、自分の危機感の足りなさに歯噛みした。
「・・・昔から変わりませんねぇ~、貴方は。・・・突発的事項に弱くて、ほんの少しでも自分の考えもしなかったことが起こると、対応しきれなくてフリーズしてしまう。・・・まぁ、そんなところも愛すべきところですけどねぇ。」
クツクツと笑う彼に、ミレイはもう二の句を告げなかった。彼は確信している。ルルーシュ・ランペルージが、ルルーシュ・ヴィ・ブリタニアであることを。
「・・・っ、ルルちゃん!逃げて!!とにかく、貴方だけでも!!」
ミレイが叫ぶ。その声に、ビクンと身体を震わせたルルーシュは、ミレイを振り返ろうとして、更なるミレイの叫びに、その動きを封じられる。
「振り返っちゃダメ!!逃げて!!早く!!!」
ルルーシュはその言葉に従うようにして、足を踏み出し・・・
「・・・あっは~、見事だねぇ~、アッシュフォードの忠誠心。確かに確認させてもらったよぉ~?」
何とも空気を読まない彼の発言に、諦めたように溜息を軽くついて、振り返った。
「・・・あまり、彼女を虐めないでくれないか?・・・・・・ロイド。」
「あらら~わかりました~?」
「・・・言葉がきつい。余程、気に入らないらしいな?」
「そりゃそうですよぉ~。7年前、僕から、貴方を奪ったんですからぁ~。」
その言葉に、ルルーシュは苦笑をうかべるのと同時に、変わらないな、とホッとする。
「・・・まったく。お前という奴は・・・。」
「僕は怒ってるんですよ~?・・・一言も無く、日本に行っちゃって。・・・まぁ、あの時の貴方の心情を鑑みれば、わからなくもないですけどねぇ~?」
「・・・はぁ・・・わかっているなら、許せ。」
そう言ったルルーシュに、ロイドは、ニヤリと笑って、敬礼した。
「・・・イエス・ユア・ハイネス(はい、殿下)。」
ルルーシュは目を見開き、ロイドを凝視する。今の今まで明確な単語を言わなかったくせに、いきなり、それは無いだろうと、心の中で詰る。
「・・・ロイド。」
「あっはぁ~。すみませ~ん。つい、うっかり~。」
「・・・・・・お前、性格悪くなったか?」
「いえいえ、まさかぁ~?・・・貴方こそ、ちょっと、がさつになられましたぁ?っていうか、無茶苦茶美人になられましたよねぇ~。お母上にそっっっっっくりぃ~!」
「がさつって言うな!・・・というか、普通、男に美人て言うか?」
「あっはぁ~~!貴方だから、美人って言うんですよぉ~www」
ロイドとルルーシュの会話に、目を白黒させていた生徒会メンバーだが、じわじわとあの言葉が脳内に浸透してくる。
「・・・・・・あれ・・・?」
「・・・あの言葉って・・・特定の人にしか、使わないよ・・・ね?」
「副会長って・・・皇族?」
3人がハッとして、ルルーシュを見るが、ルルーシュはとにかくロイドの相手で手一杯で、こちらの様子に気づいてくれない。だから、もう1人、事情がわかっていた様子のミレイを見る。
「・・・皆・・・今の、忘れてね・・・とりあえず、害は無いみたいだし・・・皆さえ黙っててくれれば、まだ、箱庭は守られる。」
消沈した様子のミレイに、リヴァル達は黙って頷くしかない。
「お~め~で~と~ございま~~すぅ~!!・・・もうしばらくは、黙って見てますけどぉ~・・・そろそろ危ないって思ったら、即、迎えに行きますからねぇ?」
「・・・できれば、ずっと見逃していてくれるとありがたいんだがな。」
「ま、あそこにお帰りになりたくない気持ちはわかりますし、僕だって、あんな所に貴方を戻すつもりはありませんからぁ~・・・任せて下さい、お財布(シュナイゼル)は確保済みですから、貴方とナナリー様を匿うくらい、どってことありませんよぉ~!!」
ロイドの言葉に苦笑し、ルルーシュは皆を振り返る。
「・・・会長・・・。」
「・・・ルルちゃん。その人は大丈夫なのね?」
「・・・はい。俺の・・・騎士候補だったんです。」
「改めまして~、ロイド・アスプルンドです~。・・・アッシュフォードには言いたいことも色々あるんだけど~、ルルーシュ様が許せっていうから、許しちゃうね~?・・・でも、次は無いから、そのつもりでぇ~。」
ルルーシュの紹介でへらへら笑いながらひょこっと頭を下げるが、そのアイスブルーの目が笑っていないのに、全員が気付く。
「わかりました。・・・でも、この箱庭を故意に壊すことは認めません。アッシュフォードの名に懸けて、この箱庭は死守します。」
ミレイがそのロイドの視線を真っ直ぐに見返しながら、挑むように言う。すると、ロイドはニヤリと笑った。
「さっすがぁ~。7年間、殿下を守って来た自負があるってわけだねぇ~?・・・ふふ。わかったよ~、これからも殿下をよろしくねぇ?」
さすがにロイドも苦笑をうかべて、頷くとくるりと踵を返し、顔だけをルルーシュに向ける。
「・・・これからは、大学部の方でお世話になるから、ちょくちょく会いに来ますねぇ?殿下。」
「あまり、目立つなよ?ロイド。」
「あっはぁ~☆もちろんですってばぁ~~。・・・あ、そうだ、殿下。」
ニコニコと笑うロイドの目に、面白がっているような色が宿った。
「何だ?」
ルルーシュはロイドが何を言おうとしているのかと、コトンと首を傾げる。
「・・・この世で一番、愛してますよぉ~。」
「・・・ッッ///・・・・・・ロイドッッ!!!」
「じゃあ、また、来ますんでぇ~。」
顔を真っ赤に染めたルルーシュを満足げに見やり、ロイドは今度こそ、弾むようにして歩きながら、立ち去って行った。
ミレイ達は最後のロイドの言葉も含め、今までの会話を総合し、ルルーシュが塞ぎこんでいた理由が彼であることに気付く。
「・・・ルルちゃんってば、顔、真っ赤よ~。」
クスクスと笑ったミレイに、ルルーシュは口元を押さえて叫んだ。
「・・・ッ///・・・ロイドの奴!不意打ちだ!!」
特派・ロイドの部屋
「アッシュフォードか・・・でもねぇ~・・・忠誠心なら、絶対に負けない自信、あるからねぇ~?」
特派に戻ったロイドが、ぽつりと呟き、机に置いてあった、小物入れの蓋を開ける。
その中にあったのは、大きなアメジストがはめられたシルバーのリングと、羽飾りのついた胸章。
「・・・殿下の騎士は僕だけ。・・・ルルーシュ様は、僕の殿下なんだから。」
愛しむように、リングと胸章を撫で、ロイドは再び小物入れの蓋を閉じた。
「・・・次は、いつ会いに行こうかなぁ~。」
次はお土産を持って行こう。そう、思いたって、ロイドは彼の皇子のいた方向を見て、どんなお土産が良いかと頭を悩ませ始めたのだった。
おしまい
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