Refused Reality(元・現実を拒絶した夢の中)
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注意
・『貴方と出会った日から』設定・番外編
・↑シリーズ『君とずっと一緒』の空白の5日間のお話
・あまあまなので、砂と砂糖のご準備を
・幹部にはまだゼロバレしてません
・捏造満載
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
「ねぇ、ルルーシュ君。明日、デートしよっか。」
「・・・デート?」
いきなりのお誘いに、ルルーシュは小首を傾げた。
「・・・なぁ、俺、さっきそこで聞いちまったんだけどよ・・・。」
騎士団幹部のラウンジ、そこで、声を潜め、幹部達に話しかける玉城の姿があった。
「・・・なんだよ、もったいぶって。」
南が訝しげな視線を向ける。
「そうよ、さくさくと話しなさいよ。」
井上が付き合ってられないとばかりに溜め息をつく。
「・・・朝比奈とルルーシュが、明日、デートするらしい。」
「「「「「デート!?」」」」」
幹部達の声が揃う。
「・・・ああ!デートだ!!・・・朝比奈がルルーシュとどんなデートをするか、気にならねぇか?」
ルルーシュが騎士団へやって来て3日。未だに自分達を警戒するルルーシュに、幹部達は痺れを切らしていた。カレンや四聖剣、それに、藤堂の話を聞くに、本当に天然で可愛らしいのだ、という話なのに、そんな表情も素振りも、彼は、自分達の前では決して見せないのだ。
「・・・そりゃ、気になるけど・・・。」
杉山が呟く。
「だろ!?・・・俺達には見せないルルーシュの素顔ってやつも拝めるかもしれねぇぜ!」
二ヤリ、と玉城が笑う。その言葉に、ぐらぐらと揺れていた幹部達の心が決まった。
「・・・扇、良いよな?」
「・・・許可する。・・・っていうか、俺も見たい。」
うん、と一斉に幹部達が頷いた。
それを遠くで眺めていたC.C.がクス、と笑う。
「・・・ヤツに報告が必要か?」
翌日。鼻歌を歌いながら月下の整備を終え、朝比奈がウキウキとした様子で、格納庫を出て行く。それを横目で確認した後、杉山がインカムに向かって小声で話す。
「朝比奈さんが格納庫を出たぞ。」
『了ぉ解!』
玉城の返事があって、杉山も格納庫を出る。その様子を遠巻きに四聖剣が眺めていた。
「・・・はぁ、俺、知らねぇぞ?」
「・・・精々、当てつけられて帰ってくればいいんですよ。他人のデートをのぞくなんて悪趣味な!」
卜部が頭を抱えて、千葉が憤慨する。
「・・・まあ、我等にC.C.が報告してきたのも、そういう思いがあってのことだろう。彼女もルルーシュ君のことは大切にしているのだからな。」
仙波が苦笑する。
「それに、扇達の気持ちもわからないでもない。いつまでもあの調子ではな。」
「・・・ルルーシュが余計に警戒しそうですがねぇ。・・・ったく、これじゃ、いつまで経ったって、ゼロがルルーシュだなんて言えねぇよ。」
卜部が肩を竦め、黙々と作業をする藤堂を見る。
「中佐、戻ってきたら、一喝やっちゃくれませんかね?」
「・・・朝比奈がいろいろ考えてるようだ。それで勘弁してやれ。・・・俺達より、あいつの方が腹を立ててるからな。・・・まあ、玉城に聞こえるようにデートに誘ったのは朝比奈の計画らしいが。」
「はぁ!?・・・じゃあ、何ですか、これは朝比奈の奴が仕組んだってことですか!?」
千葉が藤堂を見やると、藤堂は苦笑する。
「・・・まあ、ルルーシュ君を早く馴染ませたいが故の行動ととるべきか、それとも・・・。」
「・・・手を出すなっていう警告の方が強い気がしますけどねぇ、俺は。」
「あいつ・・・まあ、確かに、幹部連中がルルーシュ君の美貌に見とれてることがたまにあるが・・・牽制のつもりか。」
呆れてものも言えないといった風に千葉が肩を竦め、作業に戻る。
「ったく、ヤラセか。・・・バレたらルルーシュに怒られっぞ、あいつ。」
卜部もまた作業に戻り、烈火のごとく怒るルルーシュを想像し、ぶるり、と身体を震わせた。
ゲットー内・公園
私服に身を包んだ朝比奈が、こちらもまた私服に身を包んだルルーシュがきょろきょろと周りを見回しているのを発見して、笑みを深める。
「ルルーシュ君!」
「あ・・・省吾さん。」
ホッとはにかんだ笑みをうかべ、ルルーシュが朝比奈に駆け寄る。
それを隠れて見ていた扇達がほう、と一様に溜め息をついた。
「・・・あ~、あんな笑顔、見たことねぇぞ・・・。」
「あの笑顔、カレン達はいつも見てるのね。」
玉城と井上が呟く。
「「「「「なんだかなぁ・・・。」」」」」
顔を見合わせた幹部達は、全員で溜め息をつく。
「・・・さて、どこ行こうか?」
ニコニコと笑う朝比奈に、ルルーシュも笑顔で答える。
「この間、ゲットーで、珍しい雑貨屋を見つけたんです。そこ行ってみませんか?」
「・・・む。また、ゲットー歩いてたの?」
「あ・・・;」
朝比奈が軽く睨むと、ルルーシュがマズイ、といった表情を浮かべる。
「ひ、1人じゃないですから!!」
「へ~、じゃあ、誰と行ったのかなぁ??」
「・・・・・・・・・す・・・ざく、です。」
自分の余計な発言に、がっくりと肩を落としながらも素直に答えるルルーシュに、朝比奈は眉を顰める。
「枢木と行ったの?」
「・・・本当は1人で行こうと思ったんです。でも、そしたら、スザクに見つかって・・・でも、どうしてもナナリーにっ。」
必死に言い募るルルーシュの頭を軽く撫で、朝比奈は苦笑をうかべた。
「しょうがないなぁ、そういう時は、1人で行こうとしないで俺に言うんだよ?・・・直接、租界から行こうとするから枢木に見つかるんだ。」
「・・・今度からは、ちゃんと省吾さんに言います・・・。」
しゅんとしたルルーシュを、朝比奈は可愛ぃ~vと抱きしめる。当然、照れたルルーシュは顔を真っ赤にして抵抗するのだが。
そんな表情豊かなルルーシュを見て、幹部達はぼうっとなってしまう。ラウンジにいる時も表情は動いていたように思ったが、それがとんでもない思い違いだと理解する。気を許している人間が相手だとあれ程にハッキリと変わるのだ。
「・・・俺達、全然信用されてないんだなぁ・・・。」
扇がへこむと、南がよしよしと背を撫でる。
「まだ3日だ。・・・あっちとは年季が違うんだ。焦らずやろうぜ?」
「・・・はぁ、そうだな。」
扇が顔をあげると、ルルーシュと朝比奈が角を曲がって行く。
「・・・よし、追うぞ。」
まだ、自分達の知らないルルーシュが見れるかもしれないと、懲りもせず扇達は追跡を再開する。
「ここを右です。」
「・・・おぉ~~~。ゲットーにこんなトコがあったのかぁ。」
ゲットーだというのに、整然としたマーケットといった感じで、朝比奈は素直に驚いた。
「ふふ・・・ちょっと前に咲世子さん・・・あ、家でお手伝いさんをしている日本人の女性なんですけど。その人に教えてもらったんです。・・・ナナリーが最近日本の小物とかに興味を持っていて、どこかにそういうお店がないかって聞いて・・・。」
「へぇ~、そのお手伝いさんすごいねぇ。」
「はい。すごいんです。・・・ナナリーに折りヅルを教えてくれたり、この間は願いごとを叶える道具の中でも強力なのがないかって聞いたら、えっと、わら人形って言うんでしたっけ?アレを持って来てくれたんですよ。」
「わッ・・・わら人形・・・そりゃ、本当にすごいね・・・。」
「・・・確認なんですけど、本当は、わら人形って人を呪うやつですよね?」
ギョッとする朝比奈に、ルルーシュは自信なさげに訊く。
「そ、そうだよ!!まさか、使ってないよね!?」
「さすがにちゃんとした使用方法では使ってないですよ・・・確か、丑の刻に人気の無い所で五寸釘をわら人形に打ち込むんですよね?」
「・・・そう。使ってないなら良かった。・・・っていうか、使用方法を知ってるルルーシュ君の方がびっくりだよ。そのお手伝いさんに教えてもらったの?」
「いえ・・・昔、スザクに・・・ほら、あそこ、神社だったでしょう?」
「・・・くるくるスザクめ・・・余計なことばっかりルルーシュ君に教えて!!」
「くるくるって・・・。」
「髪の毛くるくるだからくるくるで良いんだよ。」
呆れたように言うルルーシュに、朝比奈は胸を張る。
「・・・はは・・・。くるくる、ですか・・・。」
から笑いするルルーシュ。
「そう。今度から、くるくるって呼んでやりなよ。」
「・・・いや、さすがにそれは・・・。」
困ったように笑い、ルルーシュは朝比奈の意識を余所にやろうと店を指す。
「ほら!省吾さん。・・・あのお店ですよ。」
「うん?・・・あぁ、あれ?」
「はい。・・・ね、いろんなもの売ってるでしょう?」
話題を変えることに成功したルルーシュはホッと息をつく。それを横目で確認し、朝比奈は苦笑する。
「・・・ナナリーちゃんには何を買ったの?」
「えっと、風鈴です。」
「ああ、それなら目が見えなくても楽しめるものね。」
「はい。」
ニコ、と笑い、ルルーシュは店内に入る。それに続こうとして、朝比奈はくるりと後ろを振り返る。驚いたのは幹部達だ。思いっきり目が合ってしまって、かちん、と固まる。
「・・・尾行下手。ルルーシュ君に気づかれるでしょ。」
ぼそっと告げると、朝比奈は店内に入っていく。
「お、おい、どうすんだよ!最初から気付かれてたみたいだぞ!?」
「そう言われても。」
「見つかっちゃったもんはしょうがないって。」
「帰った方が良いんじゃない?」
「どうせ見つかったんだし、最後まで見てようぜぇ?・・・それに、朝比奈だって帰れとは言わなかったじゃねぇか。」
最後の玉城の言葉に、皆がう、と黙り込む。朝比奈は確かに、尾行が下手とは言ったが、帰れとは言わなかった。だから、後、ちょっとくらい良いか、といった気持ちが幹部達の脳内を占める。
しばらくして店から出てきたルルーシュと朝比奈を見て、幹部達は慌てて物陰に隠れる。
「あはv・・・良いもの買ったねぇvV」
ご機嫌な朝比奈の隣で、ルルーシュは下を向いて黙りこくっている。店の中で一体何が?と思いつつ、幹部達はその後を追う。
待ち合わせた公園まで戻ってきた2人(+幹部達)はそこにあったベンチに座る。
「ね、ルルーシュ君、さっき買ったのさ、着けようよ~。」
「っ・・・省吾さんッ!」
「・・・まだ、怒ってるの?良いじゃない、ホントのことだし。・・・それとも、嫌?」
朝比奈は顔をルルーシュの目の前まで近づけ、じっとその紫電の瞳を見つめる。
「~っ///・・・ずるいです、そんな言い方。」
「うん。確信犯だし。ツッコミ不在だしねぇ、俺、いくらでもルルーシュ君といちゃつけると思って外でのデート、誘ったんだよ?」
「・・・卜部さんと千葉さん、後付けて来てたりしません?」
「いや、さすがにそこまではしないよー。その点は俺のこと信用してるもん。(他の連中ならいるけど。)」
「外なら、おかしなことしないって?」
クス、とルルーシュが笑う。それが妖艶で、朝比奈はドキドキとする。
「そんな顔で笑わないでよ。抑え効かなくなっちゃうよ?」
「・・・俺は省吾さんを信じてますから。卜部さんや千葉さん以上に。」
「あれ?もしかしてやきもち?」
首を傾げる朝比奈に、ルルーシュは少しムッとした表情を浮かべる。
「俺だって、嫉妬くらいします。・・・やっぱり、四聖剣は特別な関係なんだろうし、藤堂さんとだって。」
「あは。・・・すっごい。初めてルルーシュ君にそんなこと言って貰えたよ~?そっか、藤堂さんにも妬いてるの?」
「藤堂さんのいる場所が俺の居場所・・・って言いましたよね?」
「うわ。そうだったッ;ゼロがいるとこでそれ言ったっけ!?・・・いやいや、あの時は、ルルーシュ君が死んでるものと思ってたし、って言うか、藤堂さんとルルーシュ君じゃ気持ちの持ちようが違うって言うか。」
「へぇ~。・・・どう違うんです?」
「うあ、マジで不機嫌!?俺、墓穴掘りまくってる!?」
本気で慌て出した朝比奈に、ルルーシュは堪りかねてクツクツと笑いだす。
「へ?・・・あ~っ!ちょっと、ルルーシュ君!?からかったね~?今~!!」
一瞬キョトンとした朝比奈が、次の瞬間、頬に朱をはしらせる。
「ふふ・・・ちょっとした意趣返しです。俺、やられたらやり返す主義なんで。」
「も~・・・ホントに性格悪くなった?これも全部ブリタニアのせいだ!!くそ~~~っ!昔はあんなに素直で可愛かったのにぃ!」
「省吾さんだって、昔はあんなに頼りがいがあったのに、どうして、こんなに我慢のきかない人になってるんですか;」
「え?そりゃ、ルルーシュ君のせいでしょ。」
朝比奈に速攻で切り返されて、今度はルルーシュがキョトンとする。
「俺のせい?」
「そう!・・・もう、昔と比べて格段に色気は増してるわ、美人度もUPしてるわで、俺、もう、我慢するだけで精一杯だよ!?」
「はぁ・・・言っておきますけど、その、ヤるとかヤらないとか・・・そういう話は、もう、人前では止めてくださいね?」
ルルーシュが言えば、朝比奈は笑みを深めて、こくりと頷いた。もし、後ろに幹部達がいるなんて知ったら、ルルーシュは烈火のごとく怒り狂うだろうことはわかっていたので、うまく隠れていてくれと願う。
「もちろん。・・・今は、誰もいないから良いよねぇ?」
「・・・・・・・・・う。」
自分から言った手前、ルルーシュは唸る。周りを確認するが、見る限りでは誰もいない。(実際は幹部達が潜んでいるのだが。)
「あは。・・・ミレイさんとの約束通り、ルルーシュ君が高校を卒業するか、18歳になるまでは手を出したりはしないから。大丈夫だよ。・・・でもね、ルルーシュ君。今は我慢してるけど、あんまり俺を刺激しないでね?」
「・・・ちょ・・・省吾さん。」
朝比奈の手が腰に回って、その手がルルーシュの腰を撫で始める。ルルーシュは顔を真っ赤にして、身体をよじり、潤んだ目で朝比奈を見つめる。
「これだもんなぁ、無自覚で俺のこと刺激してくれるから、思わず理性の緒が切れそうになるんだよぉ?」
「っ!・・・省吾さんがこんなことしなければ良いんです!!」
思わず叫んだルルーシュに、朝比奈はニヤ、と笑う。
「ええ~?これくらいのスキンシップは良いと思うけど?」
「うう・・・卜部さんと千葉さんがいればすかさず突っ込んでくれるのにっ///」
「ざんね~んvここには誰もいませ~んww」
朝比奈はそう言って、ルルーシュを完全に自分の腕の中に抱き込む。
「愛してるよ、ルルーシュ君。・・・さっき買ったヤツ、着けてみてよ。」
耳元で囁かれる言葉に、ルルーシュはもう、必死になって頷く。そうでなければ、自分の方がおかしな気持ちに囚われそうになってしまったからだ。
腕の中から解放されたルルーシュは、バッグの中に入れた小さな紙袋を取り出す。
「・・・帰ったら、藤堂さん達にも見せてあげようねぇv」
朝比奈は紙袋をルルーシュから取り上げて、その中身を取り出す。出てきたのは、可愛らしい桜の花があしらわれたかんざし。
「はい、ルルーシュ君、じっとしててねv」
朝比奈はそう言って、渋々大人しくしているルルーシュを愛おしそうに見つめ、そのかんざしを挿す。黒髪に映える薄ピンクの花びらの形をした飾りが、しゃらしゃらと鳴る。
「うん、俺の見たてに間違い無し!!・・・すんごい似合うよ。」
「・・・これ、女性物なんでしょう?」
恨めしげに見つめられ、朝比奈は苦笑する。
「良いじゃない。似合うんだしさぁ。」
「うう・・・C.C.とカレンが調子に乗ってあんな写真を省吾さんに見せるから・・・。」
以前、皆で集まった時、カレンが男女逆転祭りパート2の写真を山のように持って来て、嫌がるルルーシュをC.C.に抑えさせた挙句、藤堂や四聖剣、それに、桐原や神楽耶にまで見せてしまって、それこそ、ルルーシュにとってはこの世の終わりかと思える出来事だった。
「あはは。神楽耶様なんか、今度着物持ってくるとか言ってたしね?・・・その時、このかんざしつければ良いんじゃない?」
「嫌です!!!絶対嫌です!!・・・省吾さんが買ってくれたから・・・無駄にはしたくありませんし、藤堂さん達に見せるくらいなら良いですけど、桐原さんや神楽耶の前でまでは嫌です!!」
「藤堂さん達は良いんだ?」
「・・・だって・・・省吾さんは絶対見せたいんでしょう?」
「あったり前じゃん。俺のルルーシュ君を自慢したいしねぇ?」
クツクツと笑って、朝比奈はルルーシュの肩を抱いて引き寄せ、軽いリップ音をさせて右頬にキスをした。
「~~~~ッ///」
頬を押さえて真っ赤になったルルーシュに、朝比奈はニコリと笑う。
「藤堂さん達なら良いけど、俺のいない時に、他の幹部の前でそういう可愛い反応はしちゃ駄目だよ~?」
「~ッ!・・・ッ!!」
言葉にならない様子で口をパクパクとさせるルルーシュ。
完全に当てられた風の幹部達はぐったりとして、それでも、ルルーシュに見つからないようにと必死になって隠れる。
見つかった瞬間、絶対に朝比奈は知らなかったふりをするだろうし、自分達の信用はがた落ちだ。
― 見つかったらお終いだ!!
こそこそと、これ以上当てられないようにと公園を離れ、2人から見えなくなる距離まで来ると、幹部達はダッシュでトレーラーまで戻った。
数時間後、デートから帰って来たルルーシュと朝比奈が、幹部達のラウンジに行くと、ぐったりとした幹部達とそれを冷ややかに見つめる藤堂と四聖剣が出迎えてくれたそうな。
おしまい☆
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・『貴方と出会った日から』設定・番外編
・↑シリーズ『君とずっと一緒』の空白の5日間のお話
・あまあまなので、砂と砂糖のご準備を
・幹部にはまだゼロバレしてません
・捏造満載
以上、同意できる方のみ↓へ・・・
「ねぇ、ルルーシュ君。明日、デートしよっか。」
「・・・デート?」
いきなりのお誘いに、ルルーシュは小首を傾げた。
「・・・なぁ、俺、さっきそこで聞いちまったんだけどよ・・・。」
騎士団幹部のラウンジ、そこで、声を潜め、幹部達に話しかける玉城の姿があった。
「・・・なんだよ、もったいぶって。」
南が訝しげな視線を向ける。
「そうよ、さくさくと話しなさいよ。」
井上が付き合ってられないとばかりに溜め息をつく。
「・・・朝比奈とルルーシュが、明日、デートするらしい。」
「「「「「デート!?」」」」」
幹部達の声が揃う。
「・・・ああ!デートだ!!・・・朝比奈がルルーシュとどんなデートをするか、気にならねぇか?」
ルルーシュが騎士団へやって来て3日。未だに自分達を警戒するルルーシュに、幹部達は痺れを切らしていた。カレンや四聖剣、それに、藤堂の話を聞くに、本当に天然で可愛らしいのだ、という話なのに、そんな表情も素振りも、彼は、自分達の前では決して見せないのだ。
「・・・そりゃ、気になるけど・・・。」
杉山が呟く。
「だろ!?・・・俺達には見せないルルーシュの素顔ってやつも拝めるかもしれねぇぜ!」
二ヤリ、と玉城が笑う。その言葉に、ぐらぐらと揺れていた幹部達の心が決まった。
「・・・扇、良いよな?」
「・・・許可する。・・・っていうか、俺も見たい。」
うん、と一斉に幹部達が頷いた。
それを遠くで眺めていたC.C.がクス、と笑う。
「・・・ヤツに報告が必要か?」
翌日。鼻歌を歌いながら月下の整備を終え、朝比奈がウキウキとした様子で、格納庫を出て行く。それを横目で確認した後、杉山がインカムに向かって小声で話す。
「朝比奈さんが格納庫を出たぞ。」
『了ぉ解!』
玉城の返事があって、杉山も格納庫を出る。その様子を遠巻きに四聖剣が眺めていた。
「・・・はぁ、俺、知らねぇぞ?」
「・・・精々、当てつけられて帰ってくればいいんですよ。他人のデートをのぞくなんて悪趣味な!」
卜部が頭を抱えて、千葉が憤慨する。
「・・・まあ、我等にC.C.が報告してきたのも、そういう思いがあってのことだろう。彼女もルルーシュ君のことは大切にしているのだからな。」
仙波が苦笑する。
「それに、扇達の気持ちもわからないでもない。いつまでもあの調子ではな。」
「・・・ルルーシュが余計に警戒しそうですがねぇ。・・・ったく、これじゃ、いつまで経ったって、ゼロがルルーシュだなんて言えねぇよ。」
卜部が肩を竦め、黙々と作業をする藤堂を見る。
「中佐、戻ってきたら、一喝やっちゃくれませんかね?」
「・・・朝比奈がいろいろ考えてるようだ。それで勘弁してやれ。・・・俺達より、あいつの方が腹を立ててるからな。・・・まあ、玉城に聞こえるようにデートに誘ったのは朝比奈の計画らしいが。」
「はぁ!?・・・じゃあ、何ですか、これは朝比奈の奴が仕組んだってことですか!?」
千葉が藤堂を見やると、藤堂は苦笑する。
「・・・まあ、ルルーシュ君を早く馴染ませたいが故の行動ととるべきか、それとも・・・。」
「・・・手を出すなっていう警告の方が強い気がしますけどねぇ、俺は。」
「あいつ・・・まあ、確かに、幹部連中がルルーシュ君の美貌に見とれてることがたまにあるが・・・牽制のつもりか。」
呆れてものも言えないといった風に千葉が肩を竦め、作業に戻る。
「ったく、ヤラセか。・・・バレたらルルーシュに怒られっぞ、あいつ。」
卜部もまた作業に戻り、烈火のごとく怒るルルーシュを想像し、ぶるり、と身体を震わせた。
ゲットー内・公園
私服に身を包んだ朝比奈が、こちらもまた私服に身を包んだルルーシュがきょろきょろと周りを見回しているのを発見して、笑みを深める。
「ルルーシュ君!」
「あ・・・省吾さん。」
ホッとはにかんだ笑みをうかべ、ルルーシュが朝比奈に駆け寄る。
それを隠れて見ていた扇達がほう、と一様に溜め息をついた。
「・・・あ~、あんな笑顔、見たことねぇぞ・・・。」
「あの笑顔、カレン達はいつも見てるのね。」
玉城と井上が呟く。
「「「「「なんだかなぁ・・・。」」」」」
顔を見合わせた幹部達は、全員で溜め息をつく。
「・・・さて、どこ行こうか?」
ニコニコと笑う朝比奈に、ルルーシュも笑顔で答える。
「この間、ゲットーで、珍しい雑貨屋を見つけたんです。そこ行ってみませんか?」
「・・・む。また、ゲットー歩いてたの?」
「あ・・・;」
朝比奈が軽く睨むと、ルルーシュがマズイ、といった表情を浮かべる。
「ひ、1人じゃないですから!!」
「へ~、じゃあ、誰と行ったのかなぁ??」
「・・・・・・・・・す・・・ざく、です。」
自分の余計な発言に、がっくりと肩を落としながらも素直に答えるルルーシュに、朝比奈は眉を顰める。
「枢木と行ったの?」
「・・・本当は1人で行こうと思ったんです。でも、そしたら、スザクに見つかって・・・でも、どうしてもナナリーにっ。」
必死に言い募るルルーシュの頭を軽く撫で、朝比奈は苦笑をうかべた。
「しょうがないなぁ、そういう時は、1人で行こうとしないで俺に言うんだよ?・・・直接、租界から行こうとするから枢木に見つかるんだ。」
「・・・今度からは、ちゃんと省吾さんに言います・・・。」
しゅんとしたルルーシュを、朝比奈は可愛ぃ~vと抱きしめる。当然、照れたルルーシュは顔を真っ赤にして抵抗するのだが。
そんな表情豊かなルルーシュを見て、幹部達はぼうっとなってしまう。ラウンジにいる時も表情は動いていたように思ったが、それがとんでもない思い違いだと理解する。気を許している人間が相手だとあれ程にハッキリと変わるのだ。
「・・・俺達、全然信用されてないんだなぁ・・・。」
扇がへこむと、南がよしよしと背を撫でる。
「まだ3日だ。・・・あっちとは年季が違うんだ。焦らずやろうぜ?」
「・・・はぁ、そうだな。」
扇が顔をあげると、ルルーシュと朝比奈が角を曲がって行く。
「・・・よし、追うぞ。」
まだ、自分達の知らないルルーシュが見れるかもしれないと、懲りもせず扇達は追跡を再開する。
「ここを右です。」
「・・・おぉ~~~。ゲットーにこんなトコがあったのかぁ。」
ゲットーだというのに、整然としたマーケットといった感じで、朝比奈は素直に驚いた。
「ふふ・・・ちょっと前に咲世子さん・・・あ、家でお手伝いさんをしている日本人の女性なんですけど。その人に教えてもらったんです。・・・ナナリーが最近日本の小物とかに興味を持っていて、どこかにそういうお店がないかって聞いて・・・。」
「へぇ~、そのお手伝いさんすごいねぇ。」
「はい。すごいんです。・・・ナナリーに折りヅルを教えてくれたり、この間は願いごとを叶える道具の中でも強力なのがないかって聞いたら、えっと、わら人形って言うんでしたっけ?アレを持って来てくれたんですよ。」
「わッ・・・わら人形・・・そりゃ、本当にすごいね・・・。」
「・・・確認なんですけど、本当は、わら人形って人を呪うやつですよね?」
ギョッとする朝比奈に、ルルーシュは自信なさげに訊く。
「そ、そうだよ!!まさか、使ってないよね!?」
「さすがにちゃんとした使用方法では使ってないですよ・・・確か、丑の刻に人気の無い所で五寸釘をわら人形に打ち込むんですよね?」
「・・・そう。使ってないなら良かった。・・・っていうか、使用方法を知ってるルルーシュ君の方がびっくりだよ。そのお手伝いさんに教えてもらったの?」
「いえ・・・昔、スザクに・・・ほら、あそこ、神社だったでしょう?」
「・・・くるくるスザクめ・・・余計なことばっかりルルーシュ君に教えて!!」
「くるくるって・・・。」
「髪の毛くるくるだからくるくるで良いんだよ。」
呆れたように言うルルーシュに、朝比奈は胸を張る。
「・・・はは・・・。くるくる、ですか・・・。」
から笑いするルルーシュ。
「そう。今度から、くるくるって呼んでやりなよ。」
「・・・いや、さすがにそれは・・・。」
困ったように笑い、ルルーシュは朝比奈の意識を余所にやろうと店を指す。
「ほら!省吾さん。・・・あのお店ですよ。」
「うん?・・・あぁ、あれ?」
「はい。・・・ね、いろんなもの売ってるでしょう?」
話題を変えることに成功したルルーシュはホッと息をつく。それを横目で確認し、朝比奈は苦笑する。
「・・・ナナリーちゃんには何を買ったの?」
「えっと、風鈴です。」
「ああ、それなら目が見えなくても楽しめるものね。」
「はい。」
ニコ、と笑い、ルルーシュは店内に入る。それに続こうとして、朝比奈はくるりと後ろを振り返る。驚いたのは幹部達だ。思いっきり目が合ってしまって、かちん、と固まる。
「・・・尾行下手。ルルーシュ君に気づかれるでしょ。」
ぼそっと告げると、朝比奈は店内に入っていく。
「お、おい、どうすんだよ!最初から気付かれてたみたいだぞ!?」
「そう言われても。」
「見つかっちゃったもんはしょうがないって。」
「帰った方が良いんじゃない?」
「どうせ見つかったんだし、最後まで見てようぜぇ?・・・それに、朝比奈だって帰れとは言わなかったじゃねぇか。」
最後の玉城の言葉に、皆がう、と黙り込む。朝比奈は確かに、尾行が下手とは言ったが、帰れとは言わなかった。だから、後、ちょっとくらい良いか、といった気持ちが幹部達の脳内を占める。
しばらくして店から出てきたルルーシュと朝比奈を見て、幹部達は慌てて物陰に隠れる。
「あはv・・・良いもの買ったねぇvV」
ご機嫌な朝比奈の隣で、ルルーシュは下を向いて黙りこくっている。店の中で一体何が?と思いつつ、幹部達はその後を追う。
待ち合わせた公園まで戻ってきた2人(+幹部達)はそこにあったベンチに座る。
「ね、ルルーシュ君、さっき買ったのさ、着けようよ~。」
「っ・・・省吾さんッ!」
「・・・まだ、怒ってるの?良いじゃない、ホントのことだし。・・・それとも、嫌?」
朝比奈は顔をルルーシュの目の前まで近づけ、じっとその紫電の瞳を見つめる。
「~っ///・・・ずるいです、そんな言い方。」
「うん。確信犯だし。ツッコミ不在だしねぇ、俺、いくらでもルルーシュ君といちゃつけると思って外でのデート、誘ったんだよ?」
「・・・卜部さんと千葉さん、後付けて来てたりしません?」
「いや、さすがにそこまではしないよー。その点は俺のこと信用してるもん。(他の連中ならいるけど。)」
「外なら、おかしなことしないって?」
クス、とルルーシュが笑う。それが妖艶で、朝比奈はドキドキとする。
「そんな顔で笑わないでよ。抑え効かなくなっちゃうよ?」
「・・・俺は省吾さんを信じてますから。卜部さんや千葉さん以上に。」
「あれ?もしかしてやきもち?」
首を傾げる朝比奈に、ルルーシュは少しムッとした表情を浮かべる。
「俺だって、嫉妬くらいします。・・・やっぱり、四聖剣は特別な関係なんだろうし、藤堂さんとだって。」
「あは。・・・すっごい。初めてルルーシュ君にそんなこと言って貰えたよ~?そっか、藤堂さんにも妬いてるの?」
「藤堂さんのいる場所が俺の居場所・・・って言いましたよね?」
「うわ。そうだったッ;ゼロがいるとこでそれ言ったっけ!?・・・いやいや、あの時は、ルルーシュ君が死んでるものと思ってたし、って言うか、藤堂さんとルルーシュ君じゃ気持ちの持ちようが違うって言うか。」
「へぇ~。・・・どう違うんです?」
「うあ、マジで不機嫌!?俺、墓穴掘りまくってる!?」
本気で慌て出した朝比奈に、ルルーシュは堪りかねてクツクツと笑いだす。
「へ?・・・あ~っ!ちょっと、ルルーシュ君!?からかったね~?今~!!」
一瞬キョトンとした朝比奈が、次の瞬間、頬に朱をはしらせる。
「ふふ・・・ちょっとした意趣返しです。俺、やられたらやり返す主義なんで。」
「も~・・・ホントに性格悪くなった?これも全部ブリタニアのせいだ!!くそ~~~っ!昔はあんなに素直で可愛かったのにぃ!」
「省吾さんだって、昔はあんなに頼りがいがあったのに、どうして、こんなに我慢のきかない人になってるんですか;」
「え?そりゃ、ルルーシュ君のせいでしょ。」
朝比奈に速攻で切り返されて、今度はルルーシュがキョトンとする。
「俺のせい?」
「そう!・・・もう、昔と比べて格段に色気は増してるわ、美人度もUPしてるわで、俺、もう、我慢するだけで精一杯だよ!?」
「はぁ・・・言っておきますけど、その、ヤるとかヤらないとか・・・そういう話は、もう、人前では止めてくださいね?」
ルルーシュが言えば、朝比奈は笑みを深めて、こくりと頷いた。もし、後ろに幹部達がいるなんて知ったら、ルルーシュは烈火のごとく怒り狂うだろうことはわかっていたので、うまく隠れていてくれと願う。
「もちろん。・・・今は、誰もいないから良いよねぇ?」
「・・・・・・・・・う。」
自分から言った手前、ルルーシュは唸る。周りを確認するが、見る限りでは誰もいない。(実際は幹部達が潜んでいるのだが。)
「あは。・・・ミレイさんとの約束通り、ルルーシュ君が高校を卒業するか、18歳になるまでは手を出したりはしないから。大丈夫だよ。・・・でもね、ルルーシュ君。今は我慢してるけど、あんまり俺を刺激しないでね?」
「・・・ちょ・・・省吾さん。」
朝比奈の手が腰に回って、その手がルルーシュの腰を撫で始める。ルルーシュは顔を真っ赤にして、身体をよじり、潤んだ目で朝比奈を見つめる。
「これだもんなぁ、無自覚で俺のこと刺激してくれるから、思わず理性の緒が切れそうになるんだよぉ?」
「っ!・・・省吾さんがこんなことしなければ良いんです!!」
思わず叫んだルルーシュに、朝比奈はニヤ、と笑う。
「ええ~?これくらいのスキンシップは良いと思うけど?」
「うう・・・卜部さんと千葉さんがいればすかさず突っ込んでくれるのにっ///」
「ざんね~んvここには誰もいませ~んww」
朝比奈はそう言って、ルルーシュを完全に自分の腕の中に抱き込む。
「愛してるよ、ルルーシュ君。・・・さっき買ったヤツ、着けてみてよ。」
耳元で囁かれる言葉に、ルルーシュはもう、必死になって頷く。そうでなければ、自分の方がおかしな気持ちに囚われそうになってしまったからだ。
腕の中から解放されたルルーシュは、バッグの中に入れた小さな紙袋を取り出す。
「・・・帰ったら、藤堂さん達にも見せてあげようねぇv」
朝比奈は紙袋をルルーシュから取り上げて、その中身を取り出す。出てきたのは、可愛らしい桜の花があしらわれたかんざし。
「はい、ルルーシュ君、じっとしててねv」
朝比奈はそう言って、渋々大人しくしているルルーシュを愛おしそうに見つめ、そのかんざしを挿す。黒髪に映える薄ピンクの花びらの形をした飾りが、しゃらしゃらと鳴る。
「うん、俺の見たてに間違い無し!!・・・すんごい似合うよ。」
「・・・これ、女性物なんでしょう?」
恨めしげに見つめられ、朝比奈は苦笑する。
「良いじゃない。似合うんだしさぁ。」
「うう・・・C.C.とカレンが調子に乗ってあんな写真を省吾さんに見せるから・・・。」
以前、皆で集まった時、カレンが男女逆転祭りパート2の写真を山のように持って来て、嫌がるルルーシュをC.C.に抑えさせた挙句、藤堂や四聖剣、それに、桐原や神楽耶にまで見せてしまって、それこそ、ルルーシュにとってはこの世の終わりかと思える出来事だった。
「あはは。神楽耶様なんか、今度着物持ってくるとか言ってたしね?・・・その時、このかんざしつければ良いんじゃない?」
「嫌です!!!絶対嫌です!!・・・省吾さんが買ってくれたから・・・無駄にはしたくありませんし、藤堂さん達に見せるくらいなら良いですけど、桐原さんや神楽耶の前でまでは嫌です!!」
「藤堂さん達は良いんだ?」
「・・・だって・・・省吾さんは絶対見せたいんでしょう?」
「あったり前じゃん。俺のルルーシュ君を自慢したいしねぇ?」
クツクツと笑って、朝比奈はルルーシュの肩を抱いて引き寄せ、軽いリップ音をさせて右頬にキスをした。
「~~~~ッ///」
頬を押さえて真っ赤になったルルーシュに、朝比奈はニコリと笑う。
「藤堂さん達なら良いけど、俺のいない時に、他の幹部の前でそういう可愛い反応はしちゃ駄目だよ~?」
「~ッ!・・・ッ!!」
言葉にならない様子で口をパクパクとさせるルルーシュ。
完全に当てられた風の幹部達はぐったりとして、それでも、ルルーシュに見つからないようにと必死になって隠れる。
見つかった瞬間、絶対に朝比奈は知らなかったふりをするだろうし、自分達の信用はがた落ちだ。
― 見つかったらお終いだ!!
こそこそと、これ以上当てられないようにと公園を離れ、2人から見えなくなる距離まで来ると、幹部達はダッシュでトレーラーまで戻った。
数時間後、デートから帰って来たルルーシュと朝比奈が、幹部達のラウンジに行くと、ぐったりとした幹部達とそれを冷ややかに見つめる藤堂と四聖剣が出迎えてくれたそうな。
おしまい☆
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